塾屋としてのメッセージ

 

この時期に、中3生の問い合わせがありました。

今までであれば、おそらく、お引き受けはしていないと思います。

しかしながら、麻布学院は昨年からブログを書いています。

それを見て、麻布学院に入塾して頂いた生徒さんもたくさんいます。

 

常に、麻布学院は「塾屋」であると書いて来ました。

塾屋の売りは、成績と学力を向上させること。

麻布学院は模試と実力テストにこだわりを持って、毎回、ブログにおいてきちんと数字を報告してきました。

成績の面で言えば、過去13年間で、新みやぎ模試の県内1位を20名輩出し、トップ校合格者(仙台一高、仙台二高、共学前の二女と一女)は117名です。

昨年の成績は、ホームページのトップに掲載しております。

麻布学院の過去13年の合格者数は、大手塾で言えば、1年間で出すことが出来る合格者数でしかありません。

1教室しかない個人塾としては、多い方の数字であるとは思いますが、生徒数や教室数に大きな違いはあれど、大手塾の合格者数の足元のも及びません。

それだけ大手塾には魅力があり、多くの生徒さんが必要としている塾なのです。

 

麻布学院は今まで、この地域に限定し生徒を集め、各学年20名前後の小規模で塾を経営してきました。

その人数が「塾屋」として、麻布学院が力を発揮できる最大限の人数であると思って来たからです。

 

偏差値50以下の生徒も、仙台一高、仙台二高の学力に引き上げる事。

学校評定3.0や3.2、3.9の生徒を仙台一高や仙台二高に送り出す事。

模試で280点や310点の生徒を、400点まで育てる事。

それが麻布学院の塾屋としての誇りであり、使命であると考えて、ここまで13年間やってきました。

どうすれば上記した3つの使命を果たせるか悩んだ末に出した結論が、週7日の授業です。

厳しく、私語の一切ない授業風景もその使命のために心を鬼にして実現して来ました。

 

麻布学院に入塾してくれるほとんどの生徒が、普通の子供たちです。

中受験をしたわけでもなく、小学生から受験教育を受けてきたわけでもない、普通の生徒です。

サッーカーや野球のクラブチームに所属したり、ピアノを習ったり、そんな普通の生徒です。

その生徒達を仙台一高や仙台二高、仙台三高や宮城一高、二華高校などのナンバースクールへ送り出す事こそ麻布学院の使命だと思ってやってきました。

 

考えに考えた末に到達した、麻布学院の授業方針や理念が今の形です。

 

同じ公立中学に入学したにも関わらず、中学校の違いで合格者の数が全く違うのはおかしいと思うんです。

ですから、麻布学院を開校するに当たり、その当時の仙台市学力調査で最下位になってしまった学校の1番近くに塾を開きました。

理解されない事も多く、麻布学院の授業方針や理念を、悪しざまに非難する人がいるのも知っています。

 

しかし、麻布学院は、自らに課した信念を曲げず、麻布学院にできる全てを注いで、自分達なりに結果を出してきました。

今では、学校の先生方の努力とも相まって、近隣中学校は仙台一高の合格者数が上位の学校になりました。

 

そこでふと気が付いたのです。

この地域以外にも麻布学院を必要としてくれる生徒や保護者がいるかもしれないと。

そんな気持ちで昨年から始めたのがこのブログです。

私の稚拙な文章で、麻布学院を伝えきれるか心配ではありました。パソコンに不慣れな人間なので、変換ミスが多く、読みづらいブログだと自覚もいています。

しかし、毎日毎日、麻布学院を必要として下さる生徒さんや保護者の方々に気づいてもらえるように書いています。

 

今の時期の中3生であっても、そのメッセージを受け取ってもらえたのならば、昨年とは違い塾側も受け入れます。

 

麻布学院の理念が変わった訳ではありません。

視野を広げる時期が来ただけです。

ですから、今までと全く変わりません。良い方向には変えるつもりですが、良い面は変わりません。

 

生徒が望む限り、必ず希望する学力へ。

そして志望校合格を最後まで目指して。

それが「塾屋麻布学院」の信念です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年1月21日