昨日は、中1生の新みやぎ模試を実施しました。
冬期講習のみを受講した生徒2人を含めた22名が受験しました。
まだ、塾内採点なので、順位などはわかりませんが、塾内平均点が429点でした。
麻布学院の採点基準は厳しいので、新みやぎ模試から返却される時に、点数が上がって帰ってくるのが通例です。
ですから430点をこえてくると思います。
塾内1位の生徒は3教科100点の483点。
国語で80点台を出してしまいました。
これでは県内1位は難しいと思います。
春の模試で、県内1位を是非に奪取してもらいたいものです。
470点をこえた生徒が4人。
流石、この学年はレベルが高いです。
4人とも、100点の教科がありました。
この4人には、是非とも塾内1位ではなく、県内1位を狙ってもらいたいものです。
450点前後に3人。
一人は能力の申し子のような生徒。理科の100点は見事でしたが、数学で解答欄ミスがあり、80点となったのがひびきました。
能力は、おそらく塾開校して1位2位を争う生徒です。
慎重さを身に着けて、本来の力を発揮してもらいたいです。
450点前後の残り2名は、1年の途中に入塾した生徒です。
1人は、在籍中学の定期テスト2位の生徒。
塾のメイン中学である宮城野中の生徒に負けず劣らず検討しました。
もう1人の男子も、体験入塾時に、恐ろしい能力を感じた生徒です。短期間にこれだけ上位に肉薄したのは凄いと思います。
生徒の多くが410点~430点の間に集中してしまいました。
中1の模試でこの点数は物足りません。ミスでは済まされない間違いや、苦手教科がある証拠です。
全員、自分に足りないものを見つけ出し、得意教科を伸ばし、苦手教科を克服する努力が必要です。
上位クラスの3名が390点前後になってしまいました。
2名は、普段自宅で勉強をする機会の少ない国語で大きく点を落としたことと、得意教科でも80点後半しかとれなかったことが要因です。
国語を練習するとともに、得意教科を100点に仕上げる教育プログラムを組む予定です。
1名は、最近、小テストで大きく点を落としていた数学が、模試本番でもやはり振るわなかったことが要因です。
勉強量の少なさが出てしまいました。この生徒に関しては、教育プログラムを組み直し、上位クラスに残れるよう個人面談などで指導したいと思います。
上位クラスではない、公立高校合格を目指すクラスの4人が330~360の間に固まりました。上位校合格の意識が低いため、妥協する気持ちがこの点に彼らを留めています。
意識向上をはかるとともに、難しい問題にも取り組みながら、基礎を固める教育プログラムを組んでいきます。
その中の1人は、入塾したばかりの生徒です。今の成績に甘んじることなく上位クラスを目指してほしいものです。
残念ながら300点以下の生徒が3名いました。
285~295点の間。
1人は入塾して間もないのですが、3人とも小学生のころに、勉強での成功体験が少ない生徒達です。
どうしても、その頃の自分を引きずる癖があるので、基礎を固め、授業の中で成功体験を積み重ねることで、意識の向上をはかります。
この成績から宮城一高や二華高校の学力まで上げるのが麻布学院の真骨頂。3年生までの長いスパンで教育プログラムを組むつもりです。
点数を見て、泣いてしまった生徒もいましたが、その悔しさを自宅での学習にぶつけ、勉強をする癖を身に着けてもらいたいと思います。
特筆すべきは、冬期講習のみに参加した生徒2人。
部活や通塾距離の問題で、冬期講習のみの参加になりましたが、400点をこえる健闘を見せてくれました。
両名ともに仙台一高を目指せるレベルです。麻布学院で冬に学んだ努力する姿勢と、2人の美点である素直さと負けず嫌いな性格はそのままに、大きく成長してもらいたいと思います。
勉強がわからなくなったら、いつでも麻布学院を訪れてください。
上位クラスは全員450点を目指して、教育プログラムを組むつもりです。そこに達しなかった生徒には、個別に面談を設置し、志望校への意識を高め、さらなる努力を重ねる土台を作りたいと思います。
公立高校クラスの生徒にも、400点を目指すプログラムを組みなおします。個人個人丁寧に、中3までの長いスパンで教育計画を立てたいと思います。
全体として見れば、レベルは高いのですが、個人個人で見たとき、全ての生徒ケアすべき点が見つかりました。
現在の成績で判断することなく、長期計画をきちんと作成し、中3生までにはきちんと成績を安定させ、上位校合格を目指せる自信と学力を、生徒達に身に着けてもらえるよう、麻布学院も努力いたします。
今の君たちはまだ、翼をたたんだまま。
いつか必ず君たちは、その翼をひろげ高い場所へ飛べるはず。
私は信じています。
君たちは誰よりも高い場所へと飛び立つ日が来ると。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年1月15日