今日は、センター試験。
生徒達の奮闘を祈ります。
ただ今、中1生の新みやぎ模試を実施中。
まだ、結果が出そろってはいないので、何とも言えませんが、日ごろから勉強している生徒と、塾に毎日来るだけで、家では勉強をしていないであろう生徒の差が大きくなるでしょう。
今の中1生は、昨年や今年の中3生と肩を並べるぐらい人材の宝庫です。能力面だけで言えば、麻布学院の歴史の中でも1位2位を争うと思います。
しかし、能力が高い反面、慎重さに欠け、少し勉強をすれば成績が上がる物だと思い込んでいる生徒が複数います。
まだ中1生ですから、遅れを取り戻せるとは思います。
しかし、これが中2生になり、連立方程式⇒1次関数⇒図形の合同証明が終わるあたりで、決定的な差を広げられてしまいます。
私は、上位クラスの中1生が、数学のテストで97点を獲れば怒ります。
当たり前に95点も92点も90点も。
80点台になろうものなら、激怒するレベルです。
これには理由があります。
中1生の時には、問題に対する慎重さを身に着ける必要性を重視しているからなのです。
中1生ぐらいの問題であれば、間違えた個所を直させると、上位クラスの人間は、すぐに直すことができます。
そんなに簡単に直せる問題を、では何故に試験中見直さなかったのか。
この問題は簡単だから当たっているという思い込みで、見直しをしなかったか、見た目が難しそうだから、適当にやって諦めたか。
理由は様々ですが、必ず何かのミスや思い込みがあるものです。
1回や2回なら、ミスとも言えますが、それを毎回しているとすれば、それはミスではなく癖です。
そういった癖を矯正するために、私は中1生の上位クラスに100点を求めます。
98点ではなく100です。
96点でもなく100です。
その環境に適応して100点を獲れるようになった生徒から、模試の県内1位は生まれてきます。
今日も、試験終了と同時に、私が怒る声が塾に響くでしょう。
99点ではだめ。必ず1点分のミスがあるからです。
98点ではだめ。必ず2点分の思い込みがあるからです。
90点ではだめ。必ず10点分の妥協があるからです。
70点や80点は論外です。努力が上位くいラスに見合っていないからです。
中1生は、問題が簡単な分、慎重さを教えこむのに1番適した学年なのです。
今日は何人が100点を獲れるか。
そして何教科で100点が出るのか。
とても楽しみです。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年1月14日