消費者が情報を正しく知る権利を順守します。

 

塾が提供するサービスは、学力であり、その集大成が受験の合格実績です。

学力をはかる目安として模試があります。

麻布学院は、嘘偽りなく模試の結果を数字にして公表しています。

 

合格実績についても、結果を問わず公表しております。

ホームページを開く前であれば、生徒への配慮もあるので、公表を躊躇ったかもしれませんが、ホームページを開くとなれば、麻布学院がどのような塾であるのかを知る基準が必要です。

入塾を検討し、ホームページを観覧する保護者にとって、一番知りたい情報が、料金と合格実績であると私は思います。

 

ですから、ホームページ開設に当たり、授業時間、料金などを明確に表示し、合格実績も公表することにしました。

ブログに書くだけでも良いのではないかと思った時期もありましたが、ブログの読者が過去の記事まで遡って読んでいただけるとは限りません。

 

入塾を検討し、麻布学院へと足を運んでもらったにも関わらず、合格実績がブログとかけ離れた内容であれば、酷く落胆されてしまうかもしれませんし、無駄足を踏ませてしまうかもしれません。

ですから、麻布学院は合格実績をホームページに明記しております。

 

 

消費者の権利として、「商品の情報を正しく知る権利」があります。

塾の商品は学力であり、消費者である保護者が一番知りたいことが合格実績であるならば、消費者ファーストの観点からも明記しなければならないと思います。

 

食品の産地明記や、自動車の燃費走行距離の明記と同じで、そこに嘘があれば、それは消費者に対する裏切り行為です。

 

大手塾は、当たり前に合格実績を明記しています。

個人塾も、多数の塾がホームページに合格実績を明記しています。

麻布学院がホームページを開設するに当たり、最も悩んだのがこの合格実績の明記でした。

本当は、生徒のことを考えると、ホームページに合格実績を掲載することは個人的に抵抗があります。

塾の力足らずで合格させてあげられなかった生徒の顔が浮かびます。その気持ちを考えれば、明記などしたくありません。

合格した生徒達の努力を、塾の宣伝に使うことへの躊躇いと後ろめたさがあります。

 

ですから私は、どうするべきかヒントを得るため、行動することにしたのです。他塾の塾長さんや業界関係の人たちなどから広く意見をお聞きしました。

他の都道府県を含む、様々な塾のホームページを観覧し、合格実績の明記について調べ考えもしました。

その上で、ホームページを開設するのであれば、消費者が情報を正しく知る権利を無視してはならないという結論に達して合格実績の明記に踏み切りました。

 

商品を選ぶ基準として、情報の開示は、消費者に与えられた当たり前の権利です。

ホームページも、ブログも、広告チラシも、塾の利益につながるのであれば、消費者が正しく情報を知る権利として明記すべきであると思います。

麻布学院は、そういった観点から合格実績を公表しています。

 

ホームページが塾の利益に直結したツールであるなら、社会基準に従わなければなりません。

麻布学院は、消費者が正しく情報を知る権利を順守し、学力を示す数字や合格実績などの情報開示を徹底します。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年1月12日