麻布学院が今まで守り続けていることがあります。
新みやぎ模試や宮城ぜんけん模試などの問題を、受験日当日まで絶対に開封しないということです。
我々塾関係者であっても、人間です。
もし、問題を受験日より前に見てしまえば、その問題に近いことを教えてしまいたくなると思います。
ですから、麻布学院は模試を厳重に管理し、受験日当日まで絶対に開封しません。
模試というものは、保護者と塾を繋ぐ大切なツールです。
志望校を決定する上で、重要な資料です。
万に一つの不正もあってはいけません。
模試と学校の実力テストは、生徒の学力を把握するために絶対必要です。
麻布学院では、10種類以上に及ぶ模擬テストが受験可能です。
その中から、「新みやぎ模試」と「宮城ぜんけん模試」の2種類を選択した理由は、宮城県の公立高校受験問題に最も近いからです。
首都圏私立を受験する生徒については、違う模試を選択しています。
新みやぎ模試で好成績の生徒は、必ず実力テストでも同じ結果が出ています。
つまりは、宮城県で、生徒の学力を把握するのに適したツールの1つであるということです。
その大切なツールを、塾側の思惑で台無しにしてはなりません。
麻布学院は、絶対に模試を受験当日まで開封しません。
それが、保護者に対しても、生徒に対しても、そして同じ模試を受験する他塾の生徒に対しても、礼儀であると私は思います。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月16日