スカウトに来てくださいました。

 

 

奈良県に所在する、「西大和学園」の広報部長様が、わざわざ麻布学院のような小さな塾に足を運んでくださいました。

来る1月23日に仙台会場で受験を行うので、腕試しの目的でも良いですし、寮も完備しており受け入れ体制も出来ていますので、麻布学院の上位層の生徒に受験して貰いたいとのことでした。

東大30人(現役26人) 京大57人(現役34人)

これだけの成績を上げている、関西で急成長した中高一貫教育を行っている高校です。

受験料は25.000円

とても熱心にお誘い頂いたので、保護者面談では必ずお話をさせてもらいます。

受験する生徒がいるかはわかりませんが、全国の10位以内に入る学力がある高校の、広報部長様直々に足を運んでいただけたのは嬉しく思います。

正直、仙台の高校でこの私立高校の合格実績を上回る高校がありません。

ですが、学費や寮費の事を考えると、受験しても入学を考える保護者様はいないかもしれません。

ですが、毎年首都圏などの私立高校を麻布学院の生徒は受験し合格しています。

慶応女子や芝浦工大柏、ラサールや函館ラサールなどです。

きちんと毎年合格者を出しています。

 

仙台の高校であれば麻布学院の生徒達のほとんどが仙台育英東大選抜やウルスラtype1、東北高校創進、聖和特進のどこかで特待生合格を果たしています。

それでも東北学院を選択する生徒や保護者様がいますので、そういったご家庭には西大和学園を薦めてみたいと思います。

 

こんな1教室しかない小さな塾に部長様がわざわざ足を運んで下さるのは光栄です。ありがとうございます。

麻布学院の生徒は努力する事が普通に出来る生徒達です。

学校が終わってから16:30~22:00まで普通に授業をこなし、生徒達がグループを組んで自主的に各県の受験問題を5教科分毎日自宅で宿題としてこなしています。

ですから高校進学後も毎年複数の東北大学進学者が卒業生にいますので、講師に困ったことはありません。

首都圏の国立や私立大学にいった生徒達も、夏休みと冬休みには講師をしてくれます。

過去14年間で仙台一高受験主席3名 仙台二高受験主席1名

卒業生は東大理Ⅲを筆頭に全国の国立大学や私立上位大学に進学しています。

 

(卒業生おもな進学先)

東京大学理Ⅲ、東京大学3、東京工業大学、お茶の水大学、東北大学、自治医大、防衛大学、大阪大学、信州大医学部、北海道大学、東京学芸大学、首都大学、横浜国立大学、筑波大学、千葉大学、宇都宮大学、埼玉大学、東京海洋大学、新潟大学、琉球大学、横浜市立大学、会津大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、福島大学、宮城教育大学、宮城大学など

慶応大学、早稲田大学、同志社大学、立命館大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、明治大学、津田塾、東京理科大学、上智大学、日本大学、北里大学、東京女子医大、東北医科薬科大学、学習院、東京外語大、岩手医科大学、日本大学、東北学院大学など

 

全国各地に麻布学院の卒業生がいます。

ですから高校のうちに全国の高校をと考える保護者様も毎年いらっしゃいます。

西大和学園は、麻布学院の生徒にとって勉強をする時間などの苦労はあまりしないと思います。

中学からその姿勢を身に着けていますので。

本格的に来週から面談です。

良い進路指導が出来るよう頑張ります。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年11月3日

保護者面談。

 

来週から保護者面談が始まります。

中3生から随時、予定を組んでいきます。

学校の面談と重なる時期ですので、先に学校の面談がある場合、保護者様が塾にきいておきたいことがあれば、生徒から私に伝えるようにして下さい。

生徒に質問の対応を説明します。

25名中、12名の予定が埋まりました。

連絡がとれた順に面談を入れていきます。

時間は1名につき1時間~2時間とってあります。

生徒に1人1人、内容、資料、時間が違いますのでご了承ください。

面談の前に、保護者と生徒間で志望校に対する考え方を話し合って下さい。

よろしくお願いします。

 

麻布学院は、面談も生徒1名につき必ず1時間~2時間の時間設定をして丁寧に面談を行います。

入塾面談でも全ての質問にお答えしていますので1時間程度はかかります。

麻布学院のように、生徒1名に1時間~2時間の面談時間を設定する塾は少ないと思います。

手順を丁寧に説明しているので、麻布学院の生徒の大半が私立入試で特待生合格になり、公立高校は生徒・保護者・塾が一丸となり勝負に出れるわけです。

まだ予定が入っていないご家庭は、こちらからの連絡をお待ちになるか、ご連絡ください。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年11月2日

実力テスト結果報告。

 

先月行われた各校の実力テスト結果が判明しました。

今日はその報告をします。

(宮城野中)

学年1位 2位 3位 6位 10位

(五城中)生徒2名

学年1位 4位

(上杉山中)生徒2名

学年6位

(東仙台中)生徒1名

学年5位

(岩切中)生徒1名

学年3位

以上10名が学年10位以内です。

宮城野中は生徒数学年240名の大きな学校です。

その学校の10位以内が半数。

1名足りません。10番台の生徒が多数存在していたので、その生徒たちがミスを減らせれば6名は10位以内になれたはず。

 

現在中3生は、毎年の定員から5名増員し25名。

そのうち6名は公立高校受験コースです。

偏差値51以下の高校を目標校に置くクラスですので、そのコースのトップが校内24位なのは上々です。

残り19名中10名は校内10位以内。

問題は残りの9名。

この9名のうち10番台~20位までは実力テストの問題の数学と英語が簡単でしたから国語の点数で10位以内に入れなかった生徒ばかり。

問題は3名が30番台以降になっていること。

ここを何とか2ヶ月で仕上げる。

部活がある生徒もここに入っているので本当に厳しい計算が必要です。本人にその自覚があれば、何とかなる数字だと思います。

秋に入塾した生徒も冬で急激に成績を上げる必要があります。

麻布学院はここ数年、いろいろな塾の生徒が最後に選ぶ塾として秋以降生徒を受け入れて来ました。

今年は定員を5名増やしたので3年生から入塾した生徒も何人かいます。

 

出来ることならお願いがあります。

今の塾で流されるままになっている生徒さんで麻布学院が気になる方は、2年生のうちに体験授業だけでも受けてみてください。

中3生になってから急激に成績を上げることは夏期講習が終わった後では大変です。

中2生はもうすぐ定員ですが、今年から講習のみの参加も検討しております。

中3生になってからと考える生徒さんは冬期講習だけでも受けてみてください。

成績を急激に上げるには、それだけ人件費とデータ計算に時間がかかります。

 

生徒数が小中高全学年で107名おります。

小学生が多くなってきました。

有難いことです。

その分、データ処理の時間が大幅に増えました。

小学生からいる生徒と中学3生から入塾する生徒の学力差がかなり開くと思われます。

ですからせめて体験入塾と講習だけでもご検討ください。

 

実力テストの結果を見てもらえればわかると思いますが、麻布学院は例え1名の生徒しかいない中学の生徒にも手を一切抜きません。

今年で15年目の節目を迎えました。

私の体力が続く限りこの方針は変えません。

改善も常に行っております。中学3年生と2年生は定員を5名増やし、出来るだけ定員でお断りしないように努力をしています。

遠方の生徒さんの体験授業1週間も、住所だけで今まではお断りして来ましたが、体験で何かを得てもらえるならばと受け入れています。

出来るだけ多くの生徒さんに役立てる麻布学院。

15周年を迎え、最近はそう思うようになりました。

 

中3生は定員となりました。しかし体験は受け入れるつもりです。

1週間の中で何かを掴んでください。

中2生は今日もお問い合わせがありました。有難うございます。

こちらも体験は大歓迎です。遠くからお問合せいただいて、体験授業を経験した生徒さんは講習だけの参加も今年から検討するつもりです。

 

麻布学院も変えないことは変えず、帰るべき余地があるところは変える。

まだまだ成長過程の塾です。

開かれた麻布学院を目指し今は頑張っています。

少しずつ少しずつですが成果も出て来ました。

私もまだまだ頑張るつもりです。

やる気だけは人一倍です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年11月1日

データとにらめっこ

 

今日は、昨日の夜に遊びに行ったツケが回り、一日中データとにらめっこでした。

過去も運動部系で全国大会や日本代表、プロ下部組織のクラブチームキャプテンなど、学習に集中できる環境ではないが仙台一高や仙台二高に行きたいという生徒を引き受けて来ました。

全員、仙台二高と仙台一高のどちらかに送り出しています。

その生徒達は高校でも活躍し、日本代表や駅伝などで大活躍した生徒もいます。

今年の高校野球予選で仙台二高をシードに押し上げるホームランを打った選手も中学時代全国大会出場です。

野球・空手・バスケ・ラグビー・剣道などの全国大会出場選手。

多数の生徒達を仙台二高と仙台一高に送りました。

サッカーの県指定強化選手は毎年います。

近隣中学の吹奏楽部は、夏休みも朝から晩まで練習練習。

毎年、東北大会まで勝ち進む学校です。

吹奏楽の大会が終わればマーチングの大会。

11月末まで勉強に集中できないことを覚悟して入塾後の指導データを組み上げなければなりません。

吹奏楽部から仙台一高や仙台二高を目指す生徒さんがあまりいませんので、学校生活のほとんどを吹奏楽の大会に傾けてしまいがちです。

吹奏楽を続けたい生徒さんにとって、ウルスラの吹奏楽推薦は魅力的なのでしょう。

そのまま、ウルスラに進学する生徒さんも毎年多いようです。

そんな中でも、過去に麻布学院は吹奏楽部の生徒さんを複数人、仙台一高に送り出しています。

昨年は、中3生に入塾した生徒さんを仙台南に送り出しました。

他の生徒よりも学習時間が大幅に少なくなりますが、麻布学院は毎日授業がある塾です。

麻布学院に入塾した吹奏楽部所属の生徒さんは、私の知る限り全員志望校に合格しています。

途中で両立が出来ず辞めてしまった生徒さんがいるので全員とは書けません。

 

しかしながら、11月になってやっと本腰を入れることができ、夏期講習はほとんど来れない時間が多数ある部活なので、成績の管理と計算、指導データの修正に毎日追われるんです。

普通の部活、県大会や運動部の東北大会出場レベルの生徒と比較しても5倍程度時間を掛けなければ合格基準データから下方修正してしまいます。

今年は吹奏楽部の3年生が2名。

なんとか模試の9月号10月号までは志望校の判定を出していましたが、宮城ぜんけん模試で大幅なダウンです。

それでもBランクは保っていると思うのですが、結果が却って来ていないのでわかりません。

東北大会前ですから仕方がないと割り切って、成績管理データを下方修正して11月と12月で戻す指導データを作成していたのですが。

全国大会出場が決まりました。

11月の後半まで全国レベルの練習が続くでしょう。

本来喜ぶべき事で、祝福したい気持ちは山々なのですが、保護者からは夢を両立させてあげたいと言われ、本人も仙台一高志望。

その想いを託された私は本当に毎日ギリギリの計算をし、寸分のミスも許されない状況に追い込まれてしまいました。

想定を大きく超えてしまい、正直、諦めが入りそうになるのを生徒の名前が入ったデータを見つめながら何とかしなければと格闘すること9時間と48分。

気づけばこの時間。

何とか合格確率が68.6%まで上げるデータを組むことが出来ましたが、吹奏楽の全国大会は過去に未経験ですので、過去のデータに合わせる事が出来ません。

このデータでさえ信頼性に欠ける部分がぬぐえません。

過去の成功例が全く通用しないのです。

仙台一高と仙台二高に総勢110名も輩出していれば、成績や性格、部活動や家庭環境が似通っている卒業生はいるものです。

その数名の成功例をデータベースとして基本の指導データを作成すれば信憑性が高いデータとなります。

ベースを元に、毎日の生活や会話、問題の理解度、進度などを毎日修正すれば合格に近い成績まで引き上げる事が可能です。

データがしっかりしていてこそ横のクラス分け、更に受験に近づく9月には、1名のトップクラスの生徒を軸とした縦の細かいチーム分けで生徒間の向上心と責任感、競争心を育むことが出来ます。

新みやぎ模試、宮城ぜんけん模試の両方で、ここまで生徒全員のランクを保ち、どちらかの模試でAランク以上の判定を出してきました。

校内の実力テストでもナンバースクール受験コースと仙台一高・仙台二高受験コースの生徒は1~20位以内の生徒におさまってくれたのですが、やはり吹奏楽部の生徒はついに持ちこたえられませんでした。

合格基準データ作成で各項目70%を超えないとそれは私が満足できる仕事ではありません。妥協です。

妥協する姿勢は必ず生徒に伝わります。

あと1.4%がどうしても組みあがりません。

麻布学院基本指導データベースの不具合や自宅のパソコンのスペックのせいにして寝てしまいたい気分です。

つい4日前までは70%をこえて、上昇方向にグラフがふれ始めるのを待つ段階だったのですが・・・

もう一人の生徒は公立高校受験コースで、みや模試、ぜんけん模試ともに偏差値60以上まで上げておいたので成績が急激に下降したとしても前期で志望校合格が出来ると思います。

 

指導データで70%をこえない生徒が今は2名。

1名は複数のシュミレーションで70%こえも見えたので後は11月で勝負。生徒会と評定180以上、兄も麻布学院の生徒で仙台二高。部活では部長で県大会出場。現在の模試偏差値は68。

好条件もあるので何とか勝負になると思います。

 

後1名。

国語力はあり、問題との相性がありますが80点を受験できることはまずないと思います。

しかし、入塾の時期が遅かったのと夏期講習がまるまる潰れてしまった状態で知識の補てんがまだ出来ていないこと。

しかし能力は高いので勘で解ける問題も多数。

正確は真面目。言われた事は忠実に守ってくれるタイプです。

現在の模試偏差値が67。

11月後半まで部活がある。

志望校は仙台一高。

今の時間で指導データ合格確率68.6%。未達です。

全国大会を全く考慮せず、データの修正を怠った私の責任ですので今日塾で顔を合わせる前に1.4%を埋める要素を個人データ、塾データベースから過去の成功例を110人分細かくチェックしなおして達成させたいと思います。

 

塾とはこういう仕事です。

大手企業にいた時代。

リストラ全盛の時代、入社して数年の人間が、どうして先輩の評価をするのか、そしてその評価が誰かの人生を変えてしまうかもしれない恐怖で心が重くて仕方なくなりました。

その時、統括する上司に言われた事が

「入社を決めるのは人事、育てるのは現場。現場で評価されなかった社員の最後にケリをつけるのも人事。その人事の人間が現場の判断にケチをつけ、現場でもう少し何とかしろという私欲を押し付ければ、一番いらない社員の順番がお前になるだけ。」

「自分の仕事が出来もしない人間が他人をどうにかしてやろうなどと思い上がりもたいがいにしろ」

若かった私は反発し地方に出向、営業職を言い渡され数年実績を残し、島流し状態がとける本社帰還の通知を受け取った月に会社を退社しました。

現場も体験していない人間が現場のことを知るはずもない。

そんな頭でっかちの中にまた舞い戻るのはまっぴらごめんでした。

運よく大手企業にまた拾われて、今は塾を自分で経営しています。

 

ただ、この歳になって段々、最初の上司が言ってくれた事の意味がわかってきました。

自分の立場もわからずに仕事を放棄し、それを正義ぶって現場の人間を批難するだけで自分の仕事を何もせず、力がないので結局何もできないまま。

そんな私に、自分の仕事が出来て初めて他人の事を考えればいいという意味だったのでしょう。

頭でっかちだったのは自分なのかもしれないと、最近その企業のCMを見るたびに上司の顔が浮かびます。

自分の仕事を全うする中で、人事として助けられる良いプラス要素を見つけ、それをその社員の報告書に書くのが人事の仕事だったのだと思います。

それが最後に人事が出来る事であって、評価を付けないことは現場の判断のまま変わらないということに繋がります。

 

塾という仕事は合格させるためにあるもの。

そのために成績を上げる方法を常に模索していく仕事。

志望校の学力まで引き上げて後は生徒と保護者の判断。

今までもこれからも。

麻布学院は後1.4%に妥協せずデータを完成させます。

でないと、この塾で一番いらない人間は私になってしまいますから。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年10月31日