新みやぎ模試10月号考察。

新みやぎ模試の10月号を考察いたします。

麻布学院の生徒の結果で言えば、県内2位が最高順位。

1位を明け渡してしまいました。「学力では大手塾に負けない」を公言する麻布学院にとって、非常に残念な思いです。

県内1位とわずか4点差。

その4点差分だけ、我々指導陣の意気込みが足りなかったのだと思います。

県内100位以内についても、わずか6名。

先月が12人だったのを考えれば、やはり指導陣に油断があったのだと思います。

 

新みやぎ模試を受験した人数全体を考えると、8000弱。

上位校、とりわけ仙台二高を第一志望にした生徒の平均点は、412点。得点440点以上の人数が志望者総数の102名。

仙台一高を第一志望にした生徒の平均点が386点。そのうち得点440点以上の人数が志望者総数の26人。

仙台二高を第一志望にした志望者総数が336名。

仙台一高を第一志望にした志望者総数が332名。

志望者総数は変わらないのに、440点を超えた人数に大きな開きがあります。

この結果から鑑みれば、仙台二高の合格を目指すのならば、新みやぎ模試で、常に450点が必要であると考えます。

仙台一高の場合も、この点数では測れない受験の採点方法が極端に厳しいという不安要素があります。

それを考慮し、新みやぎ模試で、常に440点が必要だと思います。

 

今年、麻布学院の生徒が志望する高校の1位が仙台二高。2位仙台一高。3位が宮城一高。4位が二華高校。5位が多賀城高校。6位が宮城野高校。

宮城一高の場合、新みやぎ模試で第一志望とした総数が、144名。平均点が359点。

二華高校の場合、志望者総数が91名。平均点が344点。

多賀城高校の志望者総数が166名。平均点が277点。

この結果は単純に考えることはできません。

特に、宮城一高は、昨年、受検で高倍率になったことを考えれば、これから志望総数は増加すると思います。多賀城高校も同じ。

二華高校についても、昨年、一昨年と受験の倍率は低かったのですが、今年の東大合格者数で、受験者が増加する可能性は高いを思います。もう一つ懸念材料があるとすれば、唯一の低倍率だったナンバースクールだということ。

ですから、例年、倍率の高い仙台南などから、低倍率を期待して、志望を二華高校に変える受験者が多数でる可能性があります。

これを考えると、宮城一高で新みやぎ模試の点数が、常に430点。二華高校で410点。多賀城高校で380点が必要だと考えています。

 

厳しい基準に見えるかもしれませんが、内申点も考慮すれば妥当な点数な気がします。

この点数に達するよう、塾の指導方針を厳しいものにしたいと思います。この点数をクリアすれば、内申点が低い生徒も勝負できるはずですから。

この基準を塾内基準として統一します。