この曲を聴くと

「栄光の架け橋」

この曲を聴くと、ある学年を思い出します。

今年、より深く、この曲に思い入れが入る出来事もありました。

その学年は、ほぼ全員が、仙台一高、二女(現在の二華)に合格できた年です。

しかし、彼らは冬まで、模擬テストのランクはC。

結果が出るたびに、泣きながら、諦めず、ただひたすら諦めず、努力に努力を重ね。

一人の諦めない姿が、また一人に伝わり、それが全体に広がって、全員が諦めることなく努力した学年です。

見ているこちらがせつなくなるくらい、諦めず、最後の最後まで努力をし続けてくれました。

 

仙台一高の順位1位の生徒もこの学年にいました。

今年、本当に無念な、悲しくてしかたない出来事、その出来事に見舞われてしまった生徒も、この学年でした。

テニスで全国3位も、みやぎ模試1位を連発した生徒も。

 

思い出が詰まっている曲です。

この季節になると、いつも聴きます。

さらに今年は、例年よりもっと、もっともっと深く、どこまでも深く心の中を揺さぶる曲となりました。

 

私は、やらなければならない。努力をしなければならない。

思いでの中に、今でもはっきりと存在する君たちを思って・・・・

私はやらなければならない。

伝えなければならない。

 

彼らの思いが詰まったこの教室で、夢を追う彼らの後輩たちへとバトンを繋げるために。