両塾長が常駐に。予備校の最終的改善点について。

麻布予備校の改善点がいくつか見えて来ました。

麻布学院はやはり、両塾長の統率力で点数を上げて行くタイプの塾です。

今年は、新型コロナの影響もあり、本校の成績を上げる事に我々2名が集中しすぎていた処があります。

 

そのおかげで、中3生は今までの学年で1番学力の高い生徒達になりました。

その分、麻布予備校や麻布学院桜咲ゼミは講師の力で何とかここまで来たようなものです。

 

昨日・今日と東京生徒派の草下塾長と話し合う機会があり、いくつかの改善点を見つけました。

その1つが麻布学院の大きな部分である、両塾長のどちらかが必ず管理に入る状況を作らなければならないという事。

 

麻布学院は、今までも大学受験で合格者を出せて来ましたが、それは麻布学院本校という空間に生徒が来て、我々両塾長とのコミュニケーションの中で成績を上げて来たから。

その部分が著しく欠けてしまっているので、予備校にしろ麻布学院桜咲ゼミにしろ、大きな成果を出せてこなかったのだと思います。

 

麻布学院桜咲ゼミは、教室を本校の傍に移転し、我々2名がここから管理をして行く体制にします。

その教室の半分を2/3を個別ブースにするので、そこで高校生の自学に来ている生徒や個別指導に来ている生徒とのコミュニケーションを取り、中学と同じように我々2名が指導計画をたてて、講師に指示を落とす形にいたします。

 

テキストと指導計画につきましては、生徒派の草下塾長と綿密に話をして、計画書の作成などでお手伝いをして貰います。

テキストにつきましては、完全オリジナルのテキストで、今年の高2生や高3生で大きな成果がだせていますので、その指導計画の徹底した管理を我々両塾長が行う事で完全に麻布学院の予備校である体制を作り上げて行きます。

 

講師につきましては、仙台で集める事ができる最高のメンバーを揃えました。

テキストについても、草下塾長の生徒派は志望校合格率90%以上の塾で、東京の倍率20倍以上の私立医学部医学科に多数の生徒を送る塾です。

http://www.seitoha.net/

彼のテキストを使用し、学習計画もそのテキストに沿って立ててもらえるので、現場で指揮を取る人間は、やはり両塾長以外にいないと草下塾長にも言われました。

麻布学院の両塾長共に現場主義な人間です。

少し、麻布学院の考え方と違う他者の考え方に影響を受けてしまっていたのでしょう。

 

麻布学院は、やはり全員が同じ方向を向き、与えられた課題を全員で取り組み、全てにおいて規律正しく計画に沿って教える塾です。

生徒もそれに慣れているので、中学生のままの学習意欲を我々が継続させて、適切に指導計画書の実行を生徒と講師に指示し、そこに草下塾長のテキストと指導計画が加わりますので良い物が出来るに決まっています。

 

講師を継続して募集し、完全に我々2名が指示を出す麻布学院のスタイルで予備校部門もやって行きます。

 

講師を担当制にして、個別指導に切り替え草下塾長のテキストが最大限ポテンシャルを発揮できるように、今月から体制を組みなおす準備をしてきました。

あとは、現場で我々2名のうちどちらかは、必ず指揮を取る形で成績を麻布学院の予備校として、本来のスタイルに戻して行きたいと思います。

 

やはり、他塾は他塾。

麻布学院は麻布学院。

我々2名が現場にいてこその成績です。

 

高校生になってまで、怒ると言う行為が私は好きではないので、徹底的に管理するやり方で1度、麻布予備校を解体するつもりで手を加えます。

成績は確実に上げてきています。

 

草下塾長から、麻布学院両塾長のどちらかが予備校に必ず常駐する事を指摘されましたので、返って気持ちが楽になりました。

麻布学院本校と予備校で、雰囲気がまるで違うという事は、我々2名も講師達も気が付いていましたので、「高校生になってまで我々が」という考えは持たず、「高校生になったからこそ我々が」という気持ちで大学受験に心血を注ぎます。

 

大学受験は、倍率が難関国立大学で約5倍。

私立医学部医学科で20倍~40倍にまでなる世界です。

 

日本の子ども達の中で大学に進学する生徒は約50%と言われています。

その子供たちの中で国立大学に進学できる生徒はその中の10%。

 

単純計算で200名いる中学の100名が大学に進学し、その中の約10名が国立大学に進学する確率。

旧帝国大学の東北大学以上に進学できる生徒はその中の2%。

つまりは200名いる中で2名。

 

これは日本全体での話ですので、都市部での進学率はもっと高いと思われますし、現実、仙台二高・仙台一高・仙台三高はこの確率を大きく上回るのが当たり前です。

それは二華中高も同じ。

宮城一高や向山、泉館山、仙台南あたりでもこの確率よりはずっと高い合格率があります。

 

ですが、仙台二高・仙台一高・仙台二華・仙台三高と比較して、その他の高校の東北大学および国立大学の進学率が低いのは、単純に予備校や塾に通い、きちんとした教科数を計画に沿ってこなしていないからでしょう。

東京や関西圏の通塾率の高さは、宮城県などと比較はできません。

 

その関東の受験生、関西の受験生でも倍率が5倍や20倍になれば、ほとんどの生徒が不合格になる計算です。

難関私立高校・難関都立高校に合格しても、圧倒的に大学受験では不合格になる人数が多い。

 

ですから難関校であればある程に浪人率は高くなります。

全校屈指の公立進学校である、北野高校・横浜翠嵐・県立浦和高校などの浪人率は高いのが現状です。

浪人してでも難関国立大学、その中でも東大京大、国立大学医学部に進学したいと言う生徒が当たり前に多いからです。

仙台二高も浪人率は高い高校。

ですから毎年、医学部の合格者数は多いですし、東北大学の合格者も多い。

 

ですが、それ以外の高校の東北大学合格者数が極端に減って来たのは、首都圏関西圏の浪人をしてでも東大京大、国立医学部医学科と思っている生徒が、最終的に東北大学に多く流れて来ているからです。

彼らは受験に心血を注いできた人間。

 

宮城県のように、この高校に入れれば東北大学は大丈夫だろうなどとは考えていない。

東大京大を目指し、そこに合格できる学力を持って、東北大学を受験しに来ています。

浪人生は後がありません。

 

結局は、仙台二高・仙台二華が宮城県の受験をリードする形なのは、一定数の東大京大志望者と、特徴である国立大学医学部を目指す生徒が多く、その生徒達は途切れる事なく予備校や塾に通い、そこでしか手に入らないテキストで学んでいるからです。

映像授業で成績が上がらない理由は、講師は説明が上手くなくてはならず、解説に多くの時間を使うため、ある程度の理解している生徒以外は、自分で解くことをしなくなるから。

 

売っているテキストを見ても同じです。

問題の冊子は薄くとも、解説部分は非常に厚い作りの参考書ばかり。

解説に多くのページをさかないと、売れないし説明が不十分であるとクレームが入る時代です。

 

全てはある程度できる生徒に向けられて作られているコンテンツで、東京や関西の超進学校で、その生徒のみが通う事が許される難関大学向けの塾や予備校の生徒を前提に、難関校向けの問題集は出来ています。

 

有名予備校の有名講師は、やはり教えるのも上手いはず。

ですがその講師に、習う事が仙台で可能でしょうか?

 

仙台にある色々な予備校や塾の大学合格実績の影には、チューターとなる優れた大学生が必ずいます。

麻布予備校には、東北大学医学部医学科の、その中でも上位に位置する講師がおります。

工学部・理学部の首席合格者もおります。

講師の全てが東北大学に上位合格した者たち。

 

テキストは志望校合格率90%の草下塾長が麻布予備校のために、宮城県のレベルで丁寧に作り上げてくれた物。

埼玉雄飛会の世界史専門塾部門、クロニクルのコンテンツも用意してあります。

 

コンテンツや講師を揃え、指導計画を草下塾長と作成し、我々が最前線で指揮を取る。

その形に麻布予備校は完全移行します。

 

それに伴い、麻布学院桜咲ゼミも我々2名が目の届く場所で、尚且つ高校生の学習にも目の届く場所と考えて、個別指導と自学スペースに借りた教室に移す事にしました。

 

麻布学院はやはり両塾長が指揮を取ってこその塾であり予備校です。

新型コロナ前、我々2名が毎日、顔を出していた時はやはり活気に溢れていました。

 

新型コロナの影響で、講師や外部の方々に任せて本校の授業に集中し始めてからは、活気も無くなりかけていました。

 

2度にわたる、長い夏期講習が終わってからの9月に、改善を初めて、ようやく成績は上向きになりました。

講師の数を増やしたり、草下塾長にテキストを提供してもらったりして出来る限り我々も予備校に顔を出せるようになったのは11月に入ってから。

そしてまた新型コロナの拡大。

 

ここは腹を据えて、我々2名が陣頭指揮を取るべきであると決断しました。

上向いた成績を更に引き上げます。

ご安心ください。

 

麻布学院は過去15年間、両塾長が最前線に立ち続け、数字と結果と実績を出し続けた塾です。

新型コロナの影響は、なんとか本校の中には無くなりました。

課題は中2生の成績を引き上げるのみ。

両塾長の片方が来年度、必ずいれば大丈夫なレベルです。

 

予備校改革の最後のピースとして、両塾長どちらかは予備校に常駐するという、麻布学院の根幹の部分を変えて行きます。

4月・5月には出来ていて出来なくなった部分。

我々のやりたかった予備校の姿に戻して行きます。

 

麻布学院の場合、成績は上がります。

コストパフォーマンスも良い。

退塾率は少ない。

入塾テストは無い。

辞める場合も電話1本です。

辞めた生徒を追いかける事もしません。

全日の電話で退塾はOKです。

退塾した生徒の事をブログで書くことはまずありません。

体験授業は1週間です。

圧倒的な学習量。

徹底的な成績管理。

圧巻の学力。

小学1年生~高校3年生までトータル教育の安心感。

国立大学に行かせたいんですよね??

麻布学院本校 

仙台市宮城野区原町1丁目3-59

(022)292-1588

http://azabu.manabiya.tv/

麻布予備校

仙台市宮城野区原町1丁目3-18 ファミールかんの1階

(022)292-1588

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麻布学院塾長ブログ 2020年12月28日