6月7日
突然の訃報が告げられました。
教え子の一人が、突然の病魔で急逝してしまいました。
正直、現実を受け止めることができず、この数日、頭が混乱してしまいました。
中学時代、努力に努力を重ね、学校でも1位、部活でも部長で、県のトレセンメンバー。
新みやぎ模試で、県内1位にもなってくれました。
高校受験も、目標校に合格。
高校3年間も、努力を重ね、見事に中学時代から夢見た大学に合格を果たしました。
大学に入学してからも、彼は努力をやめず、自分の進むべき研究を見据え、高倍率の研究室に入る事をめざし、日々研鑽を積み重ねて、見事に大学院の目標研究室に入ることができました。
研究室に入ってからも、研究に没頭しながらも、フットサルの大会で優勝していたり、いろいろな面で、頑張っていたそうです。
普通のサッカー少年が、中学入学してから、文武両道を夢見て、努力を重ね、その夢の全てを手にした、物語の主人公のような、素晴らしい生徒でした。
その彼が、突然の病魔で亡き人となってしまいました。
彼は、私の誇りであり、私の人生において、塾をやってきた意味でもあった、大きな支えでした。
普通の中学1年生の少年と、夢を語り、そんな私の夢物語を、彼は努力によって次々に現実としてくれました。
そんな彼が、なぜ。
本当に無念です。
この数日、彼のことばかりが、頭に浮かんでは泣き、浮かんでは泣きの繰り返しです。
まだ、私も頭が混乱しており、散文となってしまい申し訳ありません。
知ってもらいたいのは、夢に向かって、努力を重ね、次々に現実のものとした生徒がいたということです。
本当に頑張ったと思う。
私も、彼に笑われないよう、彼の人生に少しの間でも、関わらせてもらった人間として、顔を上げて、前を向いて頑張ります。
粉骨砕身、頑張ります。