麻布学院では、生徒1人1人、成績の管理データを作成しています。
その中身は麻布学院の秘伝なので、ブログにアップすることは出来ません。
今日はその概要だけを書いてみます。
氏名や学年、入塾年月日はもちろん、家族構成などの情報が基本となります。
兄弟の有無、いる場合はその情報などもデータに入力します。
上の兄弟がいる場合、その進路状況などは、のちの成績管理に有益な情報となるからです。
保護者面談での保護者との会話の重要な部分もデータとして残しています。
保護者の考え方を知ることは、先にある志望校選定に重要な要素となるからです。
それに加えて生徒との会話や、学校での様子、塾での様子など生活面の情報も管理しています。
日常の中の変化で、成績の上下に大きく関わる事項ある場合も存在しますので、普段から生徒と会話することを心がけ、内容を克明に記録するようにしています。
他にも生徒関することは、出来るだけ詳細にデータ化するようにしています。
成績の管理については、評定、定期テストの点数と順位、実力テストの点数と順位、各模試の点数などをまとめた数値データを基本とし、その全てにおいて間違えた問題を記録し、その傾向を把握します。
その上で、志望校に対する次回のテストでの目標を決め、その目標に対しての学習進度を緻密に計算しています。
そして、志望校への生徒の思いの強さを10段階で評価し、指導方法の変更や個人面談を繰り返し行い、数値を高く出来るように会話を繰り返します。
他にも麻布学院の管理データには項目がたくさんあるのですが、このような詳細なデータ管理を毎日行っているので、生徒の変化にすぐ気が付くことが出来るのです。
いじめにあっていた場合などは、素早く保護者と連携し、問題解決に尽力するようにしています。
麻布学院はこのように徹底したデータの管理を行うことで、過去在籍した生徒の約40%を仙台一高と仙台二高に合格させることに繋げ、約57%の生徒をナンバースクールに合格させることが出来ました。
そのデータが13年分蓄積されているので、問題が起こった時の対処法に事欠きません。
全ては志望校合格のため。
データ管理と更新は365日怠りません。
それが麻布学院の生命線です。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年6月10日