良い塾の定義なんてありますか?

 

良い塾とはどんな塾でしょう。

私は麻布学院を良い塾だとは未だに思っていません。

 

良い塾とは厳しい塾ですか?

それであれば麻布学院は、仙台市内屈指の厳しさであると、自他ともに認める塾です。

 

良い塾とは講師が素晴らしい塾ですか

それであれば、麻布学院の講師は私を含め社会人が3人います。当たり前に集団授業を何年も続けている人間です。

その他の講師は、東北大学などに進学した元生徒です。麻布学院の授業を知り尽くしていますから、社会人に負けず劣らずの授業をしてくれています。

 

良い塾とは授業量の多さですか?

それであれば、麻布学院の中3生がこなした2月の総授業時間は7560時間です。月曜~日曜まで毎日、4時間半の学習量をこなしました。

 

良い塾とは料金の安さですか?

それであれば麻布学院の料金は、1時間に換算すると238円です。受験準備講習や春期講習、定期テスト対策などの料金は一切かかりません。

 

良い塾とは知識の豊富さですか?

それであれば、私は大手塾出身の人間で、それなりの立場にいましたので、人脈は多いと思います。365日受験について考えているような人間ですから、受験マニアと言われる程に知識はあると思います。

 

良い塾とは東京などの首都圏に通用する塾ですか?

それであれば、麻布学院は過去、慶応女子を筆頭に、数々の首都圏私立高校に生徒を合格させ、送り出しています。

 

良い塾とは卒業生がしっかりとした大学受験への目標を持てる塾ですか?

それであれば、麻布学院の卒業生の多くが、東大理Ⅲ、大阪大、東北大などの国立大に多数進学し、私立も早慶、MARCH、関関同立などの上位校に進学しています。

 

良い塾とは成績が良い塾ですか?

それであれば、麻布学院は毎年、新みやぎ模試で県内1位を獲得し、塾開校以来22人の県内1位を輩出しました。県内100位以内なら数え切れません。

近隣中学の実力テストでは、10人中6人は麻布学院の生徒です。

新みやぎ模試の塾内平均点は、3学年共に400点を軽く超えていますし、宮城ぜんけん模試でも団体1位は麻布学院です。

必ず近隣中学校の定期テスト、実力テストの1位も今までは獲得しています。

 

良い塾とは評定の低い生徒を上位校に合格させることですか?

それであれば、麻布学院は平均評定3.9でも二高に、3.3や3.0でも仙台一高に合格させています。

 

 

今まで上げたものが、良い塾の条件であるならば、麻布学院は良い塾と言えるのかも知れません。

しかしながら、塾に良い塾も悪い塾も無いのです。

自分の塾が優れているも劣っているも無いのです。

塾の実績とは、毎年必ずリセットされる物で、その年度の生徒の学力をいかに上げ、どのような合格実績を出せたのかだと私は思います。

その年の実績が無ければ、過去は全く無意味であり、毎年同じパフォーマンスを出せてこそ良い塾だと私は思います。

 

良い塾と呼ばれるには、麻布学院にまだまだ足りない物が沢山あります。

毎年、合格させてあげられない生徒を出し、お預かりできる生徒数も限りがあります。

良い塾になるには、条件がかなり不足しています。

それに、前の年の実績を上げられたとして、次の年もそうなるかはわかりません。

 

ですから、塾に良い塾も悪い塾もありません。

どの塾にも良い面はあり、悪い面もある。それを判断するのは塾経営者ではなく保護者と生徒です。

そして、その判断材料として1番の要素は合格実績だと私は考えます。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年2月28日