現在、中1生をテコ入れ中。

 

中3生は、すでに受験も近く、安定した成績を上げています。

今更、意識づけをする必要性も無いぐらい、本気モードに全員突入しているので、後は講師の先生方に任せます。

それで、今、一番力を入れているのが中1生です。

中3生はもちろんとして、中2生も宮城野中実力テスト1位は当たり前に麻布学院の生徒です。

中3生になると、実力テストの上位10名の中の6名は麻布学院の生徒になるのが当たり前。

昨年もそうであり、今年10以内に入った生徒は8名に登ります。

附属中で2位の生徒や、沖野中で2位の生徒も在籍しています。

麻布学院は、中3生になると極端に授業時間が多くなるので、必然的に成績も比例して上がります。

中2生には、宮城野中1位を筆頭に、東華中2位の生徒が在籍し、実力テスト10位以内に入った事がある生徒は5名。

上杉山中や附属中の生徒もいるので、意識も随分上がって来ました。

 

問題は中1生です。

実力テスト10位以内に入った事がある生徒は、わずか4名。

一人は五城中の2位の生徒ですから、宮城野中ではたったの3名。

能力が高い生徒は多いのに、とても中途半端な成績に終わっています。

この学年は、模試で5教科100~200点ぐらいになるであろう生徒のクラスを1つ設定しています。

麻布学院は成績の良い生徒だけを集める塾ではないことを実践している学年です。公立高校に合格する事や私立の中堅高校合格を目的としたクラスです。

 

それ以外の生徒は、仙台一高、仙台二高、仙台三高を目指すトップクラスと、宮城第一、二華高校、向山高校、泉館山高校などを目指す準進学校クラスを合同で1年間授業して来ました。

しかしながら、やはり徐々に生徒間の差が大きくなり始めたので、今回、クラスを2つに分けて設定することとしました。

 

トップクラスに残留するための条件は、以下のいずれかの条件を満たしていることとします。

学校の平均評定が4.5以上

新みやぎ模試で450点以上

新みやぎ模試、宮城ぜんけん模試のいずれかで、5教科のどれかで100点を獲ること。

新みやぎ模試で宮城県100位以内に入る事。

実力テストで10位以内に入る事

この6点のいずれかをクリアすれば、上位クラスにそのまま残留となります。

 

はっきり言えば、今の中3生と中2生に置き換えれると、トップクラスでも中間クラスでも、この条件のいずれかを満たしていない生徒は皆無なのです。

しかし、今の1年生は能力はあれど志望校に対する意識が低いので、この条件を満たす生徒がどれだけいるかは未知数です。

今のこの時期に、志望校に対するしっかりとした意思を持たせなければ、確実に成績は向上しません。

ですから、最近、受験生に接するのと同じく厳しめに1年生と接しています。

ここで不貞腐れるようであるならば、今のうちにトップクラスからは抜けた方が今後、他のトップクラスの生徒達に良い影響があると思います。

 

麻布学院は、評定で志望校を左右されません。しかし、評定があるならば成績を上げることに集中できます。

評定4.5以上という設定は、進学塾であるなら当たり前の設定だと思います。

もし評定がそれ以下であるならば、新みやぎ模試で450点を獲ることや100位以内に入る事は必然です。

模試の100位以内には、近隣中学校だけではなく附属中や仙台一中などの小学生からしっかりとした教育を受けた人間も受験しているので難しいと言うなら、校内の実力テストで10位以内に入れるはずです。

それも難しいのであれば、得意教科があればそれを軸にして、安定した成績をだせば良いのです。得意教科ぐらいは100点を獲得するのが当たり前だと思います。

これだけの甘い基準でトップクラスを麻布学院は設定しています。

その設定で、仙台二高や仙台一高、宮城一高、仙台三高、東京私立などの上位校の合格実績を出し、今年の私立入試では、生徒27名中23名が授業料免除などの特待生合格を勝ち取っています。

 

つまり、最低限の条件さえクリアしてくれるなら、麻布学院は本気で志望校合格をサポートすることに迷いはありません。

 

しかし、先に上げた6点の条件のうちいずれもクリア出来ない生徒が、本気で上位校を目指しているとは思えません。

トップクラスからと準進学校クラスにクラスを2つに分けた上で、入塾して間もない生徒以外は、上記6点の結果で振り分けるつもりです。

1 仙台二高 仙台一高 仙台三高クラス

2 宮城一高 二華高校 向山高校 泉館山高校 仙台南高校クラス

3 公立高校クラス

以上の3クラスに分けます。

保護者各位におかれましては、明確なクラス基準を示しましたので、この1か月間は生徒に対して奮起を促し、上記の6基準のいずれかを達成し、多くの生徒がトップクラス残留を果たせますよう御協力お願いします。

 

麻布学院(宮城野区原町)  塾長ブログ 2017年2月21日