明後日から冬期講習です。
中3生にとって、この講習は受験までの総仕上げ。
全員が模試では、志望校の合格判定を出していますが、受験は甘くありません。
成績を上げることが出来る最後のチャンスだと思って、この冬の講習に挑んでもらいたいと思います。
今まで頑張ってきたのは全て、受験に合格するためです。
模試で高得点を獲得するためではありません。
中1の時、学校で問題行動をおこし、学校での授業態度も悪く、評定で2を2つもとってしまった生徒がいます。
私は彼を、2時間かけて真剣に怒りました。
人生を変えなければならない、やり直しが出来ると。
彼はそれ以来、真剣に勉強に取り組み、現在は模試で460点を超え、学校の実力テストでも、常に10位以内に入るようになりました。
中1時代の評定が低いので、中2から必死に頑張ったけれど、平均評定は4.0を少し超えるに留まりました。
しかし、彼には頑張ってきた学力があります。
昨年、平均評定3.9の先輩が、仙台二高に合格したことに勇気をもらい、努力に努力を重ねて今の学力になりました。
今度は彼が、評定の低い後輩に、勇気を与える番です。
この講習で、学力に磨きをかけ、受験に自信を持って挑んで欲しいと思います。
伝説の扉をこじ開け、合格を手にし、これから同じ道を歩くであろう、後輩たちの明るい光になって、麻布学院の伝説の生徒の1人となる日を、私は心待ちにしています。
人生は、強い意志を持った日から変わる。
私は信じています。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月22日