今年の3月から、私は麻布学院本校兼任で麻布個別指導学院も担当しています。
無学年の通い放題のフリースタイル部門と、完全個別部門に分かれていますが、現在はまずフリースタイル、集団個別指導の方の完成を先に目指しています。
この部門は、週6日通い放題で時間帯も自由。
ですから、遠い地域から来てくれる生徒もいますし、野球やサッカーなどのクラブチームに所属していて時間が取りづらいと言うような生徒もいます。
麻布学院本校は、小学生を募集し始めてから先取り教育を徹底しているため、先取りの部分を補う期間、麻布個別指導学院に来る生徒もいます。
集団個別指導の場合、私が指定した問題集を指定した期間で計画的に終わらせる事を重要視しています。
出来る部分はどんどん先に進み、間違えについては口頭で何故間違えたかを説明させ、説明が出来る場合は先に進み、出来ない場合は解説をいれる。
解説をいれたならば、類似する問題を解かせてみる。
間違えた問題を記録して、1週間後に同じ問題をやらせて理解度を見る。
復習範囲が出来ている生徒については、予習部分に入り、まずは解説。
その後は問題を徹底的に解いて先に進め、間違えば口頭で質問。ヒントを出して解けるかどうかを見ています。
麻布個別指導学院には、校内10位以内の生徒もいますし、校内最下位を取ってしまった生徒もいます。
成績はバラバラです。
校内で下の順位になってしまっている生徒には、私が担当した3月から
「なぜ勉強をするのか?」
「なぜ毎日1時間でも来なければいけないのか?」
から話をして、毎日30分でも1時間でも来る体制から作りました。
来れるようになった後は、1冊の問題集をやり終える喜びを感じさせるため、期間を決めて中1生の最初からやり直しをしました。
1日トイレに数時間で5回6回行く生徒もいますし、目を離すと視線が全く問題を見ていない生徒もいます。
そして解説を入れてもメモが出来ない。
メモの仕方を教えても、解説をメモにするだけの理解度がない。
ここを根気強く、我々がメモの部分を書くのではなく、生徒にメモをさせる事を1か月やりました。
200ページの問題集を、ほとんどの生徒がやり終えて、正答率が低い生徒には、間違えが多い部分をもう1度やり直す事を徹底しています。
何度解説をしたとしても理解できない生徒もいますので、毎回メモをする習慣と口頭での質問。これを大事にして流れを組み立てました。
この1か月で、成績が低い生徒ほど毎日2時間~4時間は来てくれるようになりましたので、根気強く同じ部分を毎日やらせてみて、出来なければメモ、質問を繰り返しています。
トイレの回数は1回~2回ぐらいに減りましたし、1人がトイレに行くと2人~3人が続くという状態も無くなりました。
まずは座って勉強できる習慣はついたようです。
生徒達はどこあたりから出来ないかを自分自身が把握し始めたので、英語などは始めの部分を自分自身で毎回チェックしている生徒も出始めました。
比較的成績が高い生徒や、新中1生などはどんどん先取りを進めています。
ワーク系の問題集で予習したならば、問題数の多い物を使って理解度をチェック。
1か月で中1生の部分の復習を終えた上で、数学は連立方程式の文章問題の受験系問題を解けるまでになりました。
宿題も出して、それを毎日繰り返す事で、予習と復習を繰り返せています。
麻布学院本校とは全く指導法が異なりますが、とにかく勉強法を教え、集中する事を徹底し、自発的に課題以上の事を出来る環境を1か月で作れたと思います。
理解度はまだまだですが、1人1人の学力を把握する事は出来ました。
ノートを作って写させてみても、それを同じに写す事が出来ない生徒もいますので、細かくチェックして写せないという事をこちら側が初めから予想する事で、ノートのどの部分がどう違うかをきちんと都度説明していくつもりです。
教科書主体の勉強をする生徒から受験問題主体の生徒まで、幅が広い分、大変ではありますが徹底した少人数なので、講師と2名体制で手分けをしながら毎日学習しています。
この1か月の成果は、毎日数時間でも来れるようになった事。
数時間座って学習が出来るようになった事。
復習が出来る生徒は予習する習慣をつけることが出来たこと。
自分から講師に質問をして、間違えた理由を説明できるようになったこと。
1人1人、やる事はバラバラです。
現在、入塾面談がびっしりと入っていますので、面談をやりながら講師に指示を出す日もかなりあります。
今の段階では、何をやれば良いか指示をだしてあげないと、勉強が手につかない生徒もいますので、根気強く勉強を自分で組み立てられるように、勉強の仕方から教えて行きます。
受験生も2名いますので、そちらは夏までに麻布学院本校へ編入出来るペースで、総復習を行っています。
1か月で復習部分が終わりつつあるので、ここから予習部分に入り、中3生の平方根や2次方程式まで一気に進めて行きます。
中3生の2名については、予習と復習の仕方を教えた後は、きちんとそれが出来ています。
なるべく多く声をかける事を心掛けて、自学出来る部分は自学でどんどん進めて行きます。
質問するタイプではない生徒達ですが、自分から質問が出来るようになってから、どんどん予習復習が出来るようになりました。
数学・英語を中心に、社会理科は夏期講習で一気に復習を開始する、本校スタイルで成績を上げて行きます。
本校とオンラインでは、手ごたえのある結果を出せたと思います。
麻布個別指導学院の方は、上げきれなかった生徒もいます。
今年からは私自身がこちらの担当をしますので、16年間の経験を活かして、1人1人の指導法を組み立てて行きます。
(2021年度麻布学院本校合格実績)
(公立高校)
仙台二高
仙台二高
仙台二高
仙台二高
仙台二高
仙台二高
仙台二高
仙台二高
仙台二高
仙台一高
仙台一高
仙台一高
仙台一高
仙台一高
仙台一高
仙台三高
仙台三高
宮城一高
宮城一高
宮城一高
宮城一高
仙台高専第Ⅲ類建築デザイン
白石高校普通(個別指導学院)
四日市高校普通(麻布オンライン)
仙台一高(個別指導学院)
宮城一高(麻布オンライン)
仙台二華(個別指導学院)
(私立高校)
西大和学園
西大和学園
西大和学園
西大和学園
函館ラ・サール
函館ラ・サール
函館ラ・サール
函館ラ・サール
函館ラ・サール
宮城教育大学附属中
宮城教育大学附属中
宮城教育大学附属中
宮城教育大学附属中
仙台育英東大選抜A日程 27名(本校生全員合格)
仙台育英東大選抜B日程 14名(本校生全員合格)
ウルスラtype1 7名(本校生全員合格)
東北学院特進 5名(本校生全員合格)
宮城学院MG選抜 1名(本校生全員合格)
城南高校特進スーパー奨学生Ⅱ 1名(個別指導学院)
城南探求コース 1名(本校生全員合格)
広尾学園(麻布オンライン)
高山西高校特進Ⅰ スーパー特待(オンライン)
津田学園 特別選抜コース特待生合格(オンライン)
暁高校6年制編入コース(オンライン)
暁高校3年制Ⅱ類英進コース(オンライン)
東北学院(専願)1名(個別指導学院)
東北学院榴ヶ岡(専願)1名(個別指導学院)
常盤木学園 1名(個別指導学院)
仙台育英英進 1名(個別指導学院)
(過去16年間の合格実績)
過去の卒業生総数 357名
仙台一高 112名
仙台二高 33名(学区統合前は宮城野区原町は南学区)
土浦第一 1名
四日市高校 1名
仙台三高 11名
宮城一高(一女・一女理数含む) 36名
仙台二華 24名(二女含む。学区統合まで宮城野区は南学区)
仙台高専 9名
仙台南 7名
向山 3名
(麻布予備校)
初年度合格実績
生徒数4名
東北医科薬科大学薬学部
東北医科薬科大学薬学部
宮城学院大学生活文化デザイン学科
宮城学院大学食品栄養学科
東北学院大学教養学部
東北学院大学経済学部
宮城大学食料産業学部
山形県立米沢女子短期大学
岩手県立盛岡短期大学
山形大学農学部
津田塾大学学芸学部
福島大学行政政策学類
(麻布学院出身生徒のおもな進学大学)
東京大学理Ⅲ、東京大学、東京工業大学、お茶の水大学、東北大学、自治医大、防衛医科大学、防衛大学、大阪大学、信州大医学部、北海道大学、横浜市立大学、東京学芸大学、首都大学、横浜国立大学、筑波大学、千葉大学、宇都宮大学、埼玉大学、東京海洋大学、会津大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、福島大学、新潟大学、琉球大学、宮城教育大学、宮城大学など
慶応義塾、早稲田大学、同志社大学、立命館大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、明治大学、津田塾、東京理科大学、上智大学、日本大学、北里大学、東京女子医大、東北医科薬科大学、学習院、東京外語大、岩手医科大学、芝浦工業大学、日本大学、駒澤大学、専修大学、東北学院大学、宮城学院女子大学、東北福祉大学など
海外
イエール大学 北京大学 オックスフォード大学 コロンビア大学
今の新高1生から新高3生まで含めて、卒業生357名。
その357名が進学した大学です。