毎回が桶狭間の戦い。

 

麻布学院の最大の特徴は、月曜~日曜までびっしりと授業があるということです。

中3生については、16:30~21:00までの4時間30分。

1週間にすると31.5時間。

土日祝日も休日は無いので、月末休を除けば、月にで換算すれば、28日間126時間。

1ヶ月126時間の勉強量です。

自宅学習はグループ制をとり、グループリーダーを決め、各グループの学力にあわせた、2時間~3時間分の課題を自主的にこなしています。

冬期講習においては、学校の冬期休暇中、10:30~20:00まで(途中90分休憩あり)の時間帯。

1日7.5時間授業です。

 

これだけの学習量を生徒達はこなしています。

その結果が、宮城ぜんけん模試(8月)塾内平均という392.2点、新みやぎ模試10月号、塾内平均点410.9点、という数字に反映されています。

 

塾というものは、文部科学省の管轄ではありません。

経済産業省の管轄です。

商売なのです。

つまり、授業料を受け取るかわりに、対価となる物が必要です。

その対価とは「成績」です。

いつも書くように、麻布学院は「塾屋」なのです。

塾屋が売りとする物は、心地よい言葉でもなく、憩いの場でもなく、はっきりとした数字です。

麻布学院に入塾すれば、当たり前に勉強するようになります。

高いレベルの競争となるので、ヤル気も当たり前に向上します。

しかしそれらは、形の無い物であり、目に見えないものであり、塾屋の対価では言えません。

 

塾屋の売りは成績。成績を表す物が数字

大手塾の合格者数という絶大な数字。その数字には、逆立ちをしても叶いません。

とくに某大手塾については、新みやぎ模試で麻布学院が県内1位を獲得できなかった月は、大抵その塾の生徒が県内1位です。事実、某塾の広告チラシに県内1位獲得と掲載されているので、確認が出来ます。

本当に何をとっても、素晴らしい数字です。

 

しかし、麻布学院も負けてられません。

麻布学院は、来てくれた生徒一人一人の成績を上げることこだわり、評定や入塾時の点数にとらわれない上位校合格を目指します。

 

新みやぎ模試や、宮城ぜんけん模試も、わずか27人の塾生で大手塾に挑み続けます。

県内1位という数字。県内100位以内という数字。塾全体の偏差値66という数字。

数字にこだわり、27人全員で頑張ります。

麻布学院は、尊敬すべき某大手塾に対して桶狭間の戦いでの織田信長の気持ちで挑戦します。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年11月10日

第一回予備調査について

第一回予備調査が出ました。

毎年、予備調査はあまりあてにしていません。

興味深い高校があるとすれば、この二年間、予備調査で倍率が低く、本倍率でも倍率が低いままだった二華高校。

今年の第一回予備調査でも、やはり倍率は低く「1.00倍」

東大の合格実績は、あくまで中受験組の実績だという考えが反映している結果でしょう。

理数科は、各校軒並み倍率が低い状態です。

しかしながら、定員が少ないので、本試験の倍率が突然上がるなどということが、毎年おこります。

しかも、宮城一高のように、普通科を第一志望にしていても、理数科を第二志望にできるスライド制が昨年から導入された学校もあります。

ですから、数字では推し量れない部分が多々あります。

 

1つだけ懸念材料があるとすれば、仙台二高の倍率「1.43倍」

昨年の「1.17倍」と比較して、高い倍率となっています。

今年の新みやぎ模試のデータでは、上位層の多数が仙台二高を第一志望にしていると読み取れます。

前にもブログに書くましたが、データ上、あまりにも仙台一高と、上位層の人数差が大きい数字になりすぎています。

これは本来、仙台一高を受験するはずの上位層が、仙台二高の大学合格実績と仙台一高の大学合格実績を比較し、仙台二高にシフトした結果ではないかと常々考えていました。

麻布学院の生徒が受験予定の高校で、一番人数が多いのが、仙台二高。

今後、新みやぎ模試のデータを使って、検証に検証を重ねるべき点だと思います。

 

麻布学院の生徒には、予備調査で志望校を変更する生徒は皆無です。予備調査に一喜一憂せず、今やるべきことをやればそれでいいのです。

いたずらに、予備調査で動揺したり期待したりは無意味です。

 

定期テストも終わりました。

後は、受験に全力で集中するのみ!

 

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年11月9日

 

第一回予備調査。

第一回予備調査の結果が出ています。

ホームページ上の「高等教育課」のバナーをクリックし、「高校入試」のトピックスを選択すると、平成29年度高校入試関係の一番上に掲載されています。

ご観覧ください。

 

天高く、両腕を伸ばし続けよう。

残念ながら、体調が優れずお休みをもらいました。

ですから今日は、大人しく自宅で生徒の成績データをまとめながら過ごしました。

 

データを見ていたら、とても鑑賞深いものを感じました。

生徒一人一人、入塾時の姿を思い出していたからです。

彼らのほとんどが、入塾したての時は、今の自分を想像もしていなかったでしょう。

 

怖い塾という噂におびえながら、親に言われるままに入塾した生徒もいます。

ただ単に、友達が塾に通っているからというだけで入塾した生徒もいます。

兄弟がいたから。

仙台一高に入りたいから。

一人一人、入塾の理由は様々でした。

 

授業中、誰かに負けると泣いてばかり。

評定に2が2つもあった。

学校で問題のある行動をおこしてしまった。

入塾時には、どんな高校があるのかすら興味が無かった。

1度、塾を去りながら、戻ってきた。

なにか嫌なことがあると、すぐに塾を休む。

様々な理由が重なり、塾を辞めたいと泣いた。

見るからに体調が悪くとも、意地で決して休まない。

努力をしても全教科90点がとれない。

授業中、下ばかり向いている。

 

昔の姿を一人一人思い出していました。

彼らの成績をデータにしながら、昔を思い出していたら、不覚にも涙が出そうになりました。

 

「必ず、仙台一高、仙台二高に合格できる成績になる!」

いつもいつも、彼らに宣言していた言葉。

言葉には命が宿ると思い続け、何度も何度も口にした言葉。

時には自分を追い詰めるために、時に自分を奮い立たせるために、言い続けた言葉。

 

そんな私の言葉を信じて、そこを本気で目標とし、努力を重ねてくれた生徒は全員、合格が手に届く位置まで来てくれました。

3年生になってから塾に入った生徒達も、彼らに引っ張られるように、努力を重ね、志望校に手が届く位置にまで来てくれました。

 

ここまで君たちは努力して来た。

昔、夢見たその場所へ、手の届く位置に来れたのだから。

その両手を天高く伸ばそう。

伸ばせばそこに、夢見た世界が広がっている。

最後まで腕を伸ばして、しっかり夢をつかもう。

 

さあ、みんなで夢をつかまえに行こう。

 

受験まで、その両腕を伸ばし続けた者が合格できるんだ。

 

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年11月8日

麻布学院は、塾長が2人いる。

今日は、体調も少し改善された感じです。

もうすぐ万全になれそうでホッとしています。

 

さて、今日のブログの内容は、麻布学院には塾長が2人いるという話題にしましょう。

それぞれに役職は別なのですが、基本対等な関係です。

ですから、2人がお互いを抑制し、何をするにも合議制をとるようにしています。

性格が180度違うので、お互いの足りない部分や、気づかないミスを指摘できます。この合議制は麻布学院の質を保つ上で重要な要素です。

 

基本、私は保護者面談と文系教科の教務。生徒の成績のデータ管理などが仕事です。このブログなども私の担当ですね。

片方は、理系教科の教務と講師達への指示や教育、生徒とのコミュニケーションなどを担当しています。

 

理想の生徒像も、お互い別々です。

私の場合は、能力任せで受験問題を解いてしまうような、勉強を楽しむタイプの生徒が理想です。

片方は、コツコツと努力を重ね、基本から真面目にこなすタイプの生徒が理想です。

 

学習法においても、私は生徒自身が工夫してノートをまとめたりする自主性を重んじるタイプ。

片方は宿題などを出し、それを毎日チェックして、間違えた問題に対して、一人一人にきちんと細かい解説を入れてから返却するタイプ。

 

このように、役割分担がしっかりしているので、どのようなタイプの生徒にも対応が出来るのです。

 

個人塾の場合、塾長のワンマン経営になりがちです。

しかし、麻布学院は2人の意見をお互いに尊重するよう心掛けているので、経営に対しても、生徒に対しても、片方だけの見方で強引に物事を進めることがありません。

片方が生徒を怒れば、必ず片方が生徒をフォローするように心がけています。

成績の伸ばし方も、お互いの得意な方法でアプローチしてみて、その生徒の成績がより伸びる方を選択するようにしています。

 

お互いの得意分野を理解し、把握することで、しっかりと役割分担出来ています。ですから、麻布学院は生徒の成績を全体的に向上させることが出来るのです。

 

性格の全く違う2人が、いつもお互いをチェックする。

それは、麻布学院にとって、とても重要で有意義な要素だと思います。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年11月7日

 

仕事復帰いたしました。

本日、やっと仕事復帰いたしました。

体調はまだ万全ではないのですが、仕事に支障は無いぐらいに回復いたしました。ご迷惑とご心配おかけしました。

 

話は変わりますが、麻布学院は今まで、塾の宣伝活動には消極的な方針でした。

新聞広告なども、年に数回しか行わず、紹介中心に運営してきました。

しかし、今年から他塾との交流の機会が増え、宣伝活動に力を注ぐべきだとのご指摘を受け、ホームページを開設しブログを併設するなど、情報発信に力を入れることにしました。

広告などのチラシ折り込みも、今までとは異なり、広告代理店を通じて行うほうが効率的とのアドバイスも受け、今回実行してみました。

 

ですが、上手くいかないものです。

早速、ポスティングでルール違反とのご指摘を受けてしまいました。代理店側に厳重抗議をし、謝罪の一報を入れてもらうこととしましたが、今までに無かったことなので、戸惑ってしまいます。

積極的に広報活動を行うということは、このようなリスクもあるのだと、非常に勉強になりました。

業者間の連携を、もっと密にしなければいけないことや、そもそも、元となる業者選定を厳格にやらなければならないと実感しました。

今後は、代理店任せにならないよう気を付けます。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年11月6日

 

広報活動についてのお詫び。

麻布学院のチラシなどは、一括して広告代理店に任せておりましたが、昨日、ポスティング禁止のマンションへのチラシ配布があったとご指摘のメールをいただきました。

本日、代理店側に厳重に抗議いたしました。

当該マンションの管理会社様へ、代理店側から謝罪するとの回答でした。

麻布学院といたしましても、同様に謝罪いたす所存です。

以後、業者選択をさらに厳格化し、このようなことが無いようにいたします。

申し訳ありませんでした。

風邪でダウンしました。

本日、風邪でダウンしました。

元来、身体は強いほうではなく、今年は入院なども経験しましたので、大事をとって自宅待機となりました。

塾では、定期テスト対策授業が行われている最中です。

大事な時期にお休みして申し訳ありません。

11月は、有難いことに問い合わせが相次ぎ、幸先の良いスタートだっただけに、残念です。

今日は一日、十分睡眠をとって、明日には回復するよう休養いたします。

尚、塾の授業は先生方への指示を出しておきましたのでご安心ください。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年11月4日

よくある疑問にお答えします。

 

本日は、麻布学院によせられる、よくある疑問にお答えします。

Q  週6(中1生、中2生)、週7回(中3生)の回数に、入塾後ついていけるのか?

A  最も多い質問です。他塾と比べた時、麻布学院の大きな特徴がこの授業回数の多さです。

結論から申しますと、大丈夫です。確かに入塾前は、心配される保護者様や、生徒さんがいますが、入塾すると周囲の生徒達が普通に通っているのを見て、回数が気にならなくなります。

逆に、授業に加えて、多くの生徒が授業前に自習に来ています。

麻布学院の離塾率は、非常に低いと思います。保護者の転勤などを入れて、1学年で年に1人~2人。

入塾後の心配は、あまりいらないと思います。

 

Q  近隣中学の生徒と違う地域から来る生徒の差は無いか?

A  これも良くきかれます。

麻布学院には、様々な中学校から生徒が来ています。在塾生が1人の中学校もあるますが、皆、成績が向上し、模試の判定で志望校のランクは出ています。学校のテストにおいても、上位に位置している生徒が多数います。

麻布学院は、受験に重きを置く塾であるため、学校間の授業進度には、あまりとらわれません。ですから学校間における授業の質に変わりはありません。

 

Q  麻布学院は、成績の良い生徒しか入れない?

A  これも良くきかれます。

麻布学院には入塾テストはありません。ですから、入塾時の生徒の成績は、あまり関係ありません。上位校を受験する生徒が多いのは、入塾後の生徒の頑張りによるものです。

最初の模試で280点~350点ぐらいだった生徒が過半数です。

各学年、少人数クラスを2~3編成し、ナンバースクール志望クラスと公立高校志望クラスを分けて、きちんと対応しています。

入塾時、公立高校志望クラスに入っても、ある程度の学力と頑張りが見られれば、クラスを1つ増やし、上位クラス編入準備も行います。

この編入準備を、少人数でしっかりと行うので、最終的に上位の学校を受験する生徒が多くなるのです。

今年も、入塾時、学校の定期テストで200点台の生徒が、入塾後、新みやぎ模試で430点をとれるまでになり、保護者と面談の結果、上位校を受験することになりました。

 

Q  麻布学院と他の習い事は併用できるか?

A  できます。英会話やピアノ、スイミングなどとに通う生徒は、その曜日はお休みするか、授業に遅れて来ます。

他塾との併用も、特に規定はありません。過去にそのような生徒も在籍しておりました。

 

Q  成績が低い生徒はついていけない?

A  入塾時、成績により集団授業では対応できないと判断した場合、しばらくの期間、個別で対応しています。

個別で基礎からやり直し、解らなくなった部分を集中して教えます。ですから、中3生になるころには、大半の生徒が集団授業についていけるようになります。

 

Q  新設の週2回コースで、上位校は目指せるか?

A  完全週2回のコースは、今月から設置いたしました。上位校を対象としたクラスではないのですが、宿題や自習で対応は出来ると思います。生徒に自主性が無いと難しいとは思いますが、もしそのような希望があれば、対応いたします。

 

この数日の入会面談で質問されたことを元に、質疑応答の形にしてみました。入塾を考える上でのご参考にして下さい。

 

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年11月3日

 

数検の結果。

本日、数検の合格発表がありました。

結果は、準二級、三級ともに全員合格。

検定対策授業がうまくいったのだと思います。

少しでも、受験の役にたってくれれば幸いです。

 

話は変わりますが、宮城野中では、風邪が大流行。

塾生も数名欠席が出ています。

私まで風邪をひいてしまいました。

日ごろから身体が強い方ではないので、これからの受験シーズン、私も気を付けないといけません。

日ごろの疲れがたまっていたのでしょう・・・・・

生徒も私も。

 

しかし、泣いても笑っても後3か月弱。

受検が迫っています。

精一杯、皆で乗り切ろう!