中1生。定期テスト450点プロジェクト。

 

現在、すでに新中1生は15名になりました。

中受験経験者も多数いますし、麻布学院に小学生から通っている生徒も多数いるのがこの学年の特徴です。

お世辞ではなく、仙台二高と仙台一高を目指せる生徒達がたくさんいると思います。

しかしながら、素晴らしい才能を持ちながら、受験で結果を出せなかった生徒は今まで何人もいます。

その原因は何か?

そこを追及すれば、答えは簡単です。

 

最初の定期テストで自信を持てる成績を出せなかったことにより、自分の評価を低い位置に設定してしまったからです。

保護者の皆様にとって、一番大切な定期テストはいつのテストかと問えば、中3生の前期であるとお考えでしょう。

確かにそこも大切です。

しかしながら、中3生ともなれば、自然と生徒は必死になります。

差がつく原因は中1生の最初の定期テスト結果なのです。

最初の定期テストで480点以上を出した生徒は、自分の限界を480に設定しているので、その後の点数も安定します。

常に480点を基準として3年間の定期テスト目標とするからです。

480点を獲れれば、学年10位以内には入れるでしょう。

現在の定期テストは、上杉山中や附属中などの特例を除けば、反復学習のみで480点が獲れるように出来ています。

問題のほとんどが、学校から渡される家庭学習帳から出題されるからです。

学校の先生方も、本来は、家庭学習帳以外の問題を出題したいのは山々だと思います。

しかし、今も世の中、それ以外から多く出題した場合、保護者からのクレームが入ることも多々あります。

ですから、出題の多くが家庭学習帳から出題され、それを何度も繰り返し反復学習することで、定期テストの点数が獲れるのです。

 

麻布学院は、あくまで受験塾ですので、受験につながることを中心に塾を運営しています。

麻布学院の目指す生徒像は、学校の定期テストと実力テスト、そして模擬テストの成績が、同じになる生徒です。

定期テスト450点、実力テスト450点、模試450点。

これが理想です。

定期テストで460点が獲れる生徒が、模試で400いかないという話を良く耳にします。

それは、定期テストの勉強と、受験勉強を混同しているからです。

受験勉強には、先取り教育が必要です。

そして、なにより大切なことが、常に復習を怠らないことです。

学校の定期テストには範囲が決めれれており、その試験が終われるともうその範囲は、次の定期テストに出題されません。

勉強も、家庭学習帳の同じ問題を繰り返し覚えて練習しただけですから、応用力を試される問題はやれていないのです。

社会や理科に関しても、範囲が終われば二度と教科書を開くことはありません。

生徒の中で、その範囲は終わったものと認識しているからです。

 

そんな生徒達を模試や実力テストで点数が獲れるようにするのが本来の塾の役割です。

大手塾のトップクラスは受験に関する事以外はやりません。

ひたすら受験に向けて先取り学習をし、難しい応用を生徒に解かせ、受験に備えています。

学校のテストについては、生徒自身が努力して欲しいと言うスタンスです。

それが進学系の塾の姿であり、麻布学院も本来はその姿勢です。

 

しかし、大手塾のトップクラスは、小学生からその塾にいたり、入塾テストで選ばれた生徒です。

地域的にも進学意識が高い地域に点在しています。

自分のことは自分で出来る子供たちの集団なのです。

 

しかしながら、麻布学院に入塾テストはありません。

今までは、広く小学生を募集することはなく、1学年で3人いれば多いぐらの人数でした。

中3生の定期テスト1位の生徒は小学生から麻布学院にいた生徒ですし、附属中で2位になった生徒も麻布学院に小学生からいた生徒です。

しかし、大半の生徒は普通の小学生が、中学生になってから入塾してきます。

入塾テストもないので、本当に普通のご家庭の普通の子供たちです。

ですから、自分で自主学習は出来ないのです。

そのやり方がわからないのです。

その状態のまま、最初の定期テストを迎えてしまうので、480点どころか400前後になってしまう生徒います。

 

ですから今度の新中1生には、定期テストで1位を獲得している先輩たちの勉強法をしっかりと最初から伝授し、すでに中1生の範囲が終了している生徒も、一度、中1生の最初に立ち戻り、最初の定期テストに備えることとしました。

本来、家庭で学校の勉強をしてもらうため、宿題は生徒や保護者が望まない限りありません。

各自、生徒が自己判断でやりたいものを選択して家庭や塾の自習時間に自主学習をしています。

しかし、そのやり方だと、どうしても模試や受験に近い物を選ぶ生徒が多くなってしまいます。

受験ベース、模試ベース、実力テストベースの勉強法に偏ってしまうのです。

そうなると、学校のテストは何となく430ぐらいは獲れるからという適当な勉強をしてしまう生徒が出てしまう結果となります。

 

ですから、新中1生には、定期テスト450以下にならないように、家庭での勉強法を教え、宿題としてその勉強法を定着させ、最初の定期テストまでは保護者の皆様にも協力を仰ぎ、必ず全員、定期テスト450点以上を達成しようと思います。

本来は480点を目指したいのですが、それはあくまで定着した後の目標であり、全員が達成できる目標としたのが450点です。

現在、すでに授業形式で、中学1年生の最初の定期テスト範囲を徹底的に繰り返し教えています。

家でやるテキストも全員配布済みです。

450点プロジェクトは、順調に進んでいます。

何度も言いますが、中学3年間で一番重要な定期テストは、中1生の最初にある定期テストです。

麻布学院は、最初の定期テストに向けて、どこの塾よりも全力で取り組むつもりです。

全員で450点以上を達成し、中学3年間の全ての定期テストに自信を持てるように頑張りましょう。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年5月16日

先月行った模試のまとめ。

 

今日は、先月実施した模試のまとめです。

 

宮城ぜんけん模試の順位は、中1生・中2生の場合、宮城県だけではなく北海道や関東の生徒を含めた順位が出ます。

麻布学院の生徒たちは、新みやぎ模試や中3生からの宮城ぜんけん模試(中3生からは宮城県のみの順位)では、県内1位を含め数多くの上位獲得者を輩出しますが、中2生までの宮城ぜんけん模試で、全国100位以内に入るのは、かなり難しいです。

(麻布学院中2生。全国順位上位獲得者)

全国第2位 495点

全国第56位 481点

全国第85位 477点

全国第115位 474点

全国第135位 470点

全国第199位 464点

以上6名が全国200位までに入りました。

 

新みやぎ模試の場合は、100位以内を公表するのですが、ぜんけん模試の場合、総受験者数がまだ少ないので20位以内の生徒を公表します。

(宮城ぜんけん模試中3生県内20位以内獲得者)

県内1位 470点

県内3位 461点

県内5位 460点 県内5位 460点

県内11位 420点

県内13位 412点

県内17位 410点

県内19位 409点

 

(新みやぎ模試中3生県内100位以内獲得者)

県内5位 479点

県内12位 471点 県内12位 471点 県内12位 471点

県内29位 462点

県内90位 446点

以上6名です。

 

麻布学院中2生県内順位100位以内獲得者順位)

県内1位 488点 

県内9位 479点 県内9位 479点

県内24位 475点 県内24位 475点

県内67位 463点

以上6名が100位以内獲得です。

 

以上の結果を見れば、麻布学院の生徒が如何に頑張っているかわかると思います。

結果が目に見えて出ると、生徒は自然に頑張るものです。

 

麻布学院には各中学校の1位や成績上位者が多数在籍しています。

それはどこの中学校でも変わりません。

人間、頑張っている集団に入れば自然と頑張れる人間に変われるものです。

 

(生徒募集に関して)

中3生・・・要相談(ただ今問い合わせ・体験希望1件あり)

中2生・・・要相談

中1生・・・5名(ただ今問い合わせ2件あり) 体験入塾歓迎します。

小学生・・・随時募集(小3生~小6生)

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月14日

 

今日は中1生のテスト。

 

今日は中1生がテストを受験しています。

麻布学院の生徒たちは、本当に普通の教育を小学生の時に受けていた生徒ばかり。

複数科目のテストに関しては、まだ不慣れな面もあると思いますが、高得点を期待します。

そろそろ本格的に中1生の成績を上げる予定です。

 

今日で面談2日目。

初日の時点で少しだけ体調を崩し気味になっていますが、なんとか全件面談を乗り切ろうと張り切っています。

 

面談が重なるので、ブログを書く時間を確保できない日も続くと思いますが、ご了承ください。

 

(生徒募集に関して)

中3生・・・要相談(ただ今問い合わせ・体験希望1件あり)

中2生・・・要相談

中1生・・・5名(ただ今問い合わせ2件あり) 体験入塾歓迎します。

小学生・・・随時募集(小3生~小6生)

麻布学院は、毎日塾があり、厳しい環境であることばかりが前面に出ていますが、退塾率は約10%。10人に1人。

体験入塾後に本入塾される生徒の割合は96.3%です。

昨年、1年間で体験入塾後に本入塾に至らなかった生徒さんは、定員を超えていたためにお断りせざるをえなかった6人と、かなり遠くの地域から体険に来てくれた1人のみ。

特に麻布学院のハードルは高くありません。

体験入塾してみたら、わかると思います。

 

毎年、夏期講習後や定期テスト後に、定員を超えている状態でどうしてもお願いしたいというご家庭がありますが、それであれば何故、5月や6月に来てくれないのだろうと残念に思います。

その時点になると、お断りしなければならない事例も増えてしまいます。

迷うなら直ぐにでもメールかお電話をください。

お待ちしております

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月13日

保護者面談開始。

 

本日より保護者面談を開始します。

生徒数が多いのですが、私1人で面談しなければなりませんので、6月まで毎日面談になると思います。

麻布学院は生徒1人に対して最低1時間は面談時間を使います。

出来るだけ丁寧に、出来るだけわかり易く。

 

面談をマニュアル的で疎かにする塾は、良い塾ではありません。

特に中3生は受験を控えています。

1人1人、きちんとデータを示して方向性を決める材料を揃えた上で、的確アドバイスをしなければなりません。

それには1時間~1時間半、生徒によっては2時間3時間の時間をかけて面談を行います。

麻布学院は、授業にも生徒対応にも、そして面談にも妥協を一切いたしません。

昨今、面談を講習の説明目的に行う塾が増えてきました。

それはそれで悪くはありませんが、志望校に対してデータや方向性も示さずに

「もう少し頑張れば」

「少し難しいです」

こんな言葉で終わりの塾もあります。

何をどうすれば良いのか解らないまま、講習の話になだれ込み、気が付けば面談終了などという塾も多数あります。

麻布学院は疑問を疑問のままには絶対にしません。

ですからほとんどの生徒と保護者が志望校を目指すことに迷いがなくなるのです。

どうすれば志望校の合格に近づける学力になるか。

何が足りないのか。

具体的に方針を1時間かけて、生徒1人1人まったく同じ内容が無いくらい準備をして面談に入ります。

面談時間は、何時間あっても本来は足りません。

1時間でも短い時間です。

私1人で面談を行っていますので、限界はありますが出来るだけ丁寧にわかり易く、方向性が示せるように頑張ります。

 

今日、他の方のブログに、生徒の名前が見て取れました。

仙台一高と仙台二高の定期戦。

二高の1番センターで出場していました。

負けて残念。

両校に麻布学院の生徒が多数いますので、勝った一高生はおめでとう。

負けた二高生はお疲れ様でした。また次に勝利を。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月12日

 

防犯対策。

 

ここ数日、憂鬱になるニュースが続いています。

新潟の小学生殺人事件などは、塾を経営する人間にとって対岸の火事ではありません。

本当に痛ましい事件で、犯人の一刻も早い逮捕を心から祈ります。

また、被害にあわれた児童のご冥福を心からお祈りいたします。

 

麻布学院としても生徒の帰宅時間を考え、何らかの対策は必要です。

麻布学院の内部に変質者が侵入した場合の対策は万全です。

ですが、生徒の帰宅に関しては、不安がありました。

この周辺でも変質者情報はあり、塾の生徒も何名か目撃したことがあります。

ですので、今回、塾で大音量の防犯ブザーを購入し徒歩で帰宅する女子に配ることとしました。

こういった部分にお金をかけるのは塾を経営する者にとって当たり前のことです。

 

本来、麻布学院の敷地には駐車場がありますが、生徒の駐輪場の確保と、保護者面談時に保護者が駐車するスペースを生徒の駐輪スペースと同じにならないよう、駐車場を2台分借りています。

これによって、駐輪スペースの問題は全て解決し、保護者も安心して面談時に駐車場を利用できるようになりました。

こういった部分は、塾が負担すべき経費ですので当たり前に環境を整えます。

 

今回の防犯対策も、防犯専門店から一番大きな音が鳴るブザーを特注し、生徒に配布します。

生徒が安全に、気兼ねなく塾に来れる事を考えるのも塾の仕事です。

そこにお金をかけないと、駐輪場や駐車場の近隣トラブルや、生徒の痴漢被害などが出た場合、重大な問題に発展します。

今回は、お迎え以外で徒歩で帰宅する生徒に配布します。

 

必要であれば、追加でまた購入いたします。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月11日

宮城ぜんけん模試。第1回中2生号。

 

宮城ぜんけん模試の順位は、中1生・中2生の場合、宮城県だけではなく北海道や関東の生徒を含めた順位が出ます。

麻布学院の生徒たちは、新みやぎ模試や中3生からの宮城ぜんけん模試(中3生からは宮城県のみの順位)では、県内1位を含め数多くの上位獲得者を輩出しますが、中2生までの宮城ぜんけん模試で、全国100位以内に入るのは、かなり難しいです。

相手は関東と北海道。

教育意識が宮城県とは全く違います。

 

(麻布学院中2生。全国順位上位獲得者)

全国第2位 495点

全国第56位 481点

全国第85位 477点

全国第115位 474点

全国第135位 470点

全国第199位 464点

以上6名が全国200位までに入りました。

 

もう少しで全国1位を獲得できたと思うと、少し残念ですが良く頑張りました。

95点 100点 100点 100点 100点 計495点

国語の部分減点があり、5点マイナスになりましたが500点満点に限りなく近い解答でした。

それと、全国100位以内に3名。

これも素晴らしい成績です。

 

しかし、考えてみてください。

麻布学院には、新みやぎ模試や宮城ぜんけん模試(中3生以降)の上位獲得者がかなり在籍しています。

学力は高いはずです。

それでも、相手が関東の生徒になれば、100位以内も難しいという現実です。

 

私が目指しているものはこういった現実にも打ち勝てる生徒の育成です。

今回、全国2位になってしまいましたが、必ずいつかは1位を獲得できるはずです。

 

宮城県には、他にも全国模試とうたう模試がありますが、それはその塾が主体となっていて、他塾は受験するのが稀です。

麻布学院では、他4社の全国模試受験会場に指定されております。

新みやぎ模試と宮城ぜんけん模試に加えてこれらの模試を全て受験することも可能です。

宮城県の生徒は、もっと全国に目を向けるべきです。

宮城県の塾が主体になっている全国模試ではなく、多くの塾が受験する模試に目を向けるべきなのです。

 

麻布学院は、これからも全国で通用する生徒の育成に全力を傾けます。

麻布学院のブログは、数字と結果、実績に拘ります。

主役は生徒たちであって、脇役の私の経験や思いは二の次です。

 

普通の生徒たちが実力を身につけ、全国に飛び出して行く。

麻布学院の主題はそこにあります。

 

宮城ぜんけん模試に問い合わせると、塾の上位5名の県内順位を教えてくださいます。

それがわかり次第、ご報告いたします。

 

今日小学生の入塾がありました。

有難いことにお問い合わせが続いています。

小学生と中1生は制限無く募集しています。

中2生と中3生の場合は、人数が多いため出来るだけ努力はしますが、お断りさせていただくこともあると思います。

しかし、麻布学院で体験する1週間は、その後の人生を大きく変えるかもしれません。

まずは体験入塾を。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月10日

 

宮城ぜんけん模試。県内順位。

 

先月実施しました、第1回宮城ぜんけん模試中3生号の県内順位について書きます。

新みやぎ模試の場合は、100位以内を公表するのですが、ぜんけん模試の場合、総受験者数がまだ少ないので20位以内の生徒を公表します。

県内1位 470点

県内3位 461点

県内5位 460点 県内5位 460点

県内11位 420点

県内13位 412点

県内17位 410点

県内19位 409点

今回、麻布学院の上位クラスにいる主力が部活の関係で数名受験できませんでした。

そんな中でも、受験した生徒たちで県全体の20位以内の8名を麻布学院が獲得しました。

県内1位は当然の結果です。

昨年も一昨年も、全5回中3回、全5回中4回と麻布学院の生徒が県内1位を獲得しました。

今年は全5回全てにおいて1位を獲得したいと思っています。

 

最近、個人塾を中心に宮城ぜんけん模試を受験する塾が増えました。

大手塾も受験しているところがありますので、新みやぎ模試と両輪の活用をすれば、かなり受験の指標になると思います。

麻布学院は、実施後厳重に保管し、他塾全体が出し終わったであろうタイミングで模試を業者に郵送します。

ですから、受験者数が一番多い時点での順位になります。

 

今回の模試も、第一次処理(一番早い処理日)の段階で、県内1位は450点を切る点数だったようですが、麻布学院の処理日は最終処理になりますので、470点で1位、461点でも3位です。

麻布学院は、一番過酷な順位になるであろう最終処理まで模試を業者に提出しません。

真の順位が知りたいからです。

 

宮城ぜんけん模試の県内10位以内における麻布学院生のパーセントは40%。

県内20位以内のパーセントも8人で40%です。

 

塾という職業は、塾長や講師が主役ではありません。

塾長がどんなに優れた知識や経験を持っていたとしても、主役はあくまで生徒です。

麻布学院がただ1点集中することが生徒の学力向上。

そして数字と結果、実績です。

私の役割は、データを積み上げて合格に近い数字まで生徒を引き上げること。

仙台東に合格できる学力で入塾した生徒を、仙台東に合格させても塾の存在意義は無いというのが私の考えです。

そういった生徒を仙台二高・仙台一高に合格できる学力まで引き上げて、私立入試の結果を加味して、志望校を決めてもらいます。

麻布学院の生徒のほとんどが私立は特待生合格であるか東北学院に合格しているかです。

そこで仙台東を選択するならば反対はしません。

しかし、その学力まで引き上げて、仙台東を選択する生徒も保護者も皆無です。

余程評定が悪い場合以外は麻布学院の生徒も保護者も、そして私も覚悟をしながら勝負に出ます。

 

私が思う塾の存在意義はそこにあります。

各塾、考え方は違います。

どこが良いも悪いも関係ありません。

他塾についてブログに書くとすれば、余程、腹に据えかねた何かをされた場合のみです。

他塾には全く興味がありません。

私は一般大手企業出身で、体を壊し大手塾に転職した人間です。

塾一筋の方とは話が噛み合いません。

一般企業では、何がともあれ数字と結果、実績が全てです。

NPO法人か社会全体の奉仕者である公務員でもない限り、資本主義において数字と結果、実績は絶対です。

私は常に、この数字と結果、実績に拘って塾を経営してきました。

 

利益については、自分自身が経営者ですので、目標に入れずとも問題になりません。

ですから生徒数には拘りませんし、授業料も開設以降値上げはしておりません。

個別指導になる生徒から個別料金をいただくこともありません。

それで数字と結果、実績が残せるなら本望。

 

今日も中3生、中1生、小学6年生の保護者様から入塾の問い合わせがありました。

今は出来るだけ積極的に入塾を認める方向で私は考えています。

もう1人の塾長がいますので私だけの判断では難しいかもしれませんが、体験の1週間だけでも生徒の意識はかなり変わります。

どんどんお問合せください。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月9日

 

先発的地域と後発的地域。

 

今日は、地域性における塾の選び方についてお話をします。

仙台市には現在、五橋中、仙台一中、上杉山中、泉中央近隣の中学校など、小学生のうちから受験塾に通い、学力や教育意識が高い先発的地域と、宮城野区、若林区のように小学生のうちは地域の合唱やスポーツ、楽団などに所属し、公文や学研などに週1回~2回通う児童が多い後発的地域が存在します。

麻布学院の所在する宮城野区原町は後発的地域です。

受験結果を見てもわかるように、現在の受験制度では先発的地域が圧倒的に有利なのは誰が見てもわかります。

 

では、後発的地域で上位校に合格するにはどうすれば良いのか?

1つは周囲の環境と自分の子供の環境は別であると決めて、小学生のうちから受験塾に通うことです。

しかしながら、現在の大手受験塾は仙台二華や青陵中を受験することに比重をおいています。

「とりあえず受験してみよう」という考えでそれら大手塾に入塾しても、まず合格は難しいです。

例え合格したとしても、昨年、今年の仙台二華の大学合格実績を見ると、仙台二高や仙台一高に大きく差をつけられている現状です。

二華は公立中学であり、私立中ではないので、二華に入れば塾はいらないという考えも間違いです。

二華に対応できる塾にそのまま在籍するのが普通です。

高校でも上位にいようと思えば、高校1年生から予備校に通っている生徒が多数派です。

二華に入れば高校受験がないというという安易な考えでは、全く結果が出せません。

二華でやっていくということは、かなりお金も気持ちも大変です。

 

しかし、二華中を目指して結果、受験に失敗する生徒の方が多数です。

その多くが心の傷を言い訳に、スタートが遅れてしまいます。

保護者も、受験結果で子供が傷を負っている状態なので、強く物事を言えなくなるものです。

ですから、小学生の時に在籍していた塾の教室長に言われるまま、塾を変えることなく公立中学校に入学します。

大手塾が得意な生徒というのは、ある程度能力があり、学習意欲も高く、勤勉な生徒。

ですから必ず上位コースには評定の縛りが存在します。

 

麻布学院に来る先発的地域の生徒はどんな生徒なのでしょう。

上杉山中が多いのですが、毎年、上杉山の生徒をナンバースクールに送っています。

昨年で言えば、仙台一高と土浦第一。

この2名は中学2年生の後半に麻布学院へ大手塾から転塾しています。

模試の成績は、春休み号で380近辺。

評定も4.1~4.4。

小学生からずっと塾通っていたにも関わらず、成績を落としてしまった状態です。

毎年少なからずこのような生徒が麻布学院に入塾してきます。

 

では何故、上位校に合格できる能力を持った生徒が、このような成績になってしまうのか?

それは、中受験で失敗しているとするなら、在籍している塾の指導法がその生徒には向いていないということが原因の1つです。

能力があっても、大手塾では少しでも遅れをとれば、余程勤勉でない限り遅れを取り戻せません。

そしてついには個別コースを勧められることになるのです。

麻布学院には毎年、そのような先発的地域の中学に在籍し小学生からしっかりと教育を保護者が施しているにも関わらず、成績を落としてしまった生徒が入塾してきます。

その生徒たちが在籍していた塾は、合格実績のある大手塾ばかりです。

大手塾のように、小学生から大人数を抱え、中学からも多数の生徒が合流してくる塾の場合、一度波に乗り遅れた生徒を待ってはくれません。

何故なら上位コースというものは、ある程度出来ることが前提で成り立つコースだからです。

大手塾で遅れが出始めた場合、すぐに対処するべきでしょう。

 

しかし、ここで問題が生じます。

どこの塾に行くべきか?

選択肢は2つ。

他の大手塾に移る。個別塾に移る。

 

前者の場合、評定の縛りで上位コースには入れません。

後者の場合、ライバルがいても怠けてしまい成績を落とした生徒が遅れを取り戻そうと必死になるか疑問です。

現に麻布学院に転塾してくる先発的地域の生徒は大手塾⇒個別⇒麻布学院のパーターンが多く存在します。

 

では何故、麻布学院の場合、遅れを取り戻すことが出来るのか?

毎日授業があることが1つ。

県レベルの成績上位者や学校の定期テスト上位者が必ず多数いることが1つ。

授業時間以外でも、ほとんどの生徒が自習に来ているという環境が1つ。

そして、生徒1名1名の指導方針を決め、データを管理して志望校合格を勝ちとれる学力を目指し徹底した厳しい指導が1つです。

 

麻布学院は少数集団塾でありながら、個別塾と同じだけの戦力を、同じ授業料で惜しみなく投入します。

理科社会などの集団授業では、中3生になると総復習を毎日行うことで、上位の生徒と関わりが多く、目標が明確になり、数学英語国語は、個別で対応し遅れを取り戻すプログラムを組みます。

 

ですから麻布学院に先発的地域から転塾してきた生徒のナンバー合格率は非常に高いものがあります。

元々は能力が高いのに、エリート集団で遅れをとってしまい、本人のやる気が無くなった状態にばっただけで、きちんとした指導をすれば、必ず成績が大きく上ります。

 

毎日授業が難しい、やりすぎだと考える人がいますが、一度、筋肉をモリモリつけた人が、毎日筋トレをしないと不安になるのと同じです。

マラソンが趣味の人が毎日ジョギングしないと落ち着かなくなるのと同じです。

学力も、一度上がれば、毎日の習慣として学習することが当たり前になって行きます。

 

大手塾で学習意欲が出ずに成績を落としたというならば、自分自身でトレーニングが出来ない生徒なのです。

麻布学院のように、それが当たり前の環境へ移ってしまえば、必ず保護者が小学生から施してきた教育が役立ち、学力は上ります。

 

先発的地域の生徒が、麻布学院に転塾するタイミングは、成績が落ち始めた時がベストです。

そのまま残っていたとしても

上位コース⇒中位コースor個別コースのパターンで大きく成績を落としてしまいますから。

 

今日は、先発的地域の麻布学院活用法を書きました。

このブログを読んで、正に自分の子供だ、正に自分のことだと思う人がいればご連絡ください。

最近の私はかなり前向きなので、大きく定員を超える状態ですが入塾は可能かもしれません。

現に、お断りした生徒さんも、体験でやる気を見せられると全員入塾を許可しています。

人生が変わるかもしれません。

1週間の体験授業だけでそれが実感できます。

お電話ください。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月8日

今日から再開。

 

今日から授業再開です。

とはいえ、明日から近隣中学の修学旅行がありますので、まだ完全スタートとはいかないかもしれません。

5月は中1生の定期テスト450点プロジェクトが本格化します。

ここの定期テストで450点を超えることが、生徒にとってその後の成績を安定させる自信となり、学校の先生方も最初のテストは印象に残りやすいものですので、評定も高めになるのです。

現に、昨年プロジェクトを成功させた中2生の学年は、平均評定が中3生とは比較にならない高さです。

何事においても、スタートの自信と印象が大切です。

定期テストが終わってから入塾が多いこの地域ですが、のんびりしているとスタートに失敗してしまいます。

世の中は我々の時代と違い、保護者の考え方で子供の成績は大きく左右されてしまいます。

成績の高い生徒の保護者は意識が高く、逆の場合はのんびりしているか逆に悩みすぎている印象です。

悩みすぎも良くありません。

あまりにも子供の成績で悩むと、その動揺が子供にも連鎖しますし、結果を急ぎすぎることで、返って成績を落としかねません。

そうなる前に、成績を安定させることが大変重要です。

 

そのための新中1生定期テスト450点プロジェクトです。

我々の時代で良しとされた400点という数字は、今の時代でいうと50番に入れない数字です。

400点では平均評定3.5になっても何ら不思議ではありません。

何故なら、家庭学習帳の登場により、400点を超える生徒数がかなり多いからです。

つまり、普通に勉強している生徒にとって400点は楽な通過点でしかなくなっています。

 

ですから強く印象を残すために450点が必要なのです。

450点を超えたとしても、近隣中学では20~40番台になります。

493点でも学年1位になれないのが今の定期テストです。

スタートで450点をとらなければいけないという事をしっかり意識付けし、クリアさせることで自信と強い印象を植え付けます。

それが麻布学院の450点プロジェクトです。

 

新中1生はここから厳しく対策に入ります。

休み明けからどんどん飛ばしていこうと思います。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月7日

 

桶狭間。長篠の戦。

 

 

今日でGW最終日です。

明日からは、また日々生徒と共に受験へ向かっての戦いが始まります。

5月11日から随時、保護者面談を行う予定です。

優先的に緊急性がある生徒の面談を先に入れるつもりです。

5月は、ある程度の目指す道筋を決めるために大切な月です。

6月の定期テスト、7月からの夏期講習。

ここが勝負の時です。

戦国時代に例えるなら、織田信長の桶狭間の戦い、長篠の戦。

豊臣秀吉の山崎の戦。

徳川家康の関ヶ原の戦い。

 

まさに天下分け目の戦いです。

ここを制した者が必ず受験も制します。

 

麻布学院の考え方は正に織田信長の考え。

「天下布武」

圧倒的な学習量で、圧倒的な学力を身に着け、圧倒的な精神力を養い、厳しく効率よく柔軟に、そして数字と結果を出し続け、合格を勝ち取る力強い1歩とするつもりです。

 

戦国時代、格式ある大名や、下剋上をとげた強かな大名たちは、鉄砲の価値に気が付きませんでした。

1発撃てば弾を込めるのに時間がかかり、雨では使用不可能で、しかも高額。

有名な武将たちは弓矢や槍を好み、騎馬での戦いが最も有利と言われていた時代です。

ですが、騎馬に乗れる兵士は名のある武将ばかり。

大多数である足軽小物は、徒歩で貧弱な武器での戦いを強いられていました。

その理由は、海の物とも山の物ともしれない足軽小物に、当時は高額であった騎馬を与える選択肢はなかったからです。

 

しかし織田信長は、その足軽小物に最も高額な最新鋭の武器である鉄砲を与え、訓練を重ねることで銃の連続使用方法を編み出しました。

つまり、織田信長の戦い方は、いかに弱者が敵の強者を倒すかという前衛的な考え方をしたのです。

そのために、訓練時間確保のため、当時主流であった農民を足軽小物として兵に加えることではなく、広く浪人を集め、今で言う傭兵部隊を結成したのです。

他の大名が、農民兵の農作業時期に戦いからお互いに撤退するという常識を壊し、行き場のない出世欲の塊である浪人を鍛えに鍛え、槍も戦いで使用する短い槍から、持つだけで防御になり、誰もが扱える長槍に変え、そして鉄砲を持たせました。

織田の軍は弱者出身の無名の兵隊を、誰もが戦え扱いやすい武器を使用させることにより最強の軍団をつくりました。

その傭兵部隊にいたのが豊臣秀吉であり、明智光秀であり。

古くから従えている柴田勝家や丹羽長秀などと競わせて士気を上げました。

 

麻布学院の戦い方は正にこれです。

最初は普通の生徒であっても、鍛えに鍛え社会理科という強みを与えて、数学英語という王道を地道に作りながら、国語は能力が高い生徒は受験問題で、国語力の低い生徒は宿題で。

つまり麻布学院の理科社会は信長の鉄砲長槍であり、数学英語は王道の騎馬であり、国語は個々の戦闘能力に合わせて鍛錬する肉体の強化です。

元々強い生徒ではなく、普通の生徒を最強に育てるため、信長の傭兵部隊と同じいつの時期でも鍛錬を行える体制。

それが麻布の毎日授業です。

 

麻布学院は、授業中は織田軍のように常に張りつめた空気を、自習時間は豊臣軍のように笑いの絶えない家族のような雰囲気を、そして保護者とは徳川軍のように長期的な話を。

それが麻布学院です。

 

戦国時代に敗戦して滅んだ大名は、格式や戦略、形式や作法、そのような物に拘った国々です。

理屈や理論が優れていても、孫子の兵法は鉄砲の前で何の役にも立ちませんでした。

その象徴が長篠の戦で「風林火山」の元、孫子の兵法と滅んだ武田勝頼です。

 

理屈や理論に優れていても、弱者を弱者のままで戦い方を教えず、大将格の武将だけがそれを知っていても戦い方が古いと以下言いようがありません。

 

織田信長が傭兵を雇い、稲刈りの時期の秋でも戦いをしかけることについて、相手大名は非礼だとか卑怯だとか、常識知らずだと罵りました。

しかし、常識や礼儀、慣習に従った敵国は全て滅びの道をたどりました。

 

理論武装とは、実績や数字や結果が出ていない人が過去の成功者の言葉や自分の理屈で他者を納得させる時に使う手法です。戦場では全く通用しません。

通用しているのであれば、三好家や足利義昭が天下をとったと思います。

麻布学院はやっと、15年間で桶狭間の戦い後の織田家ぐらいにはなれたと思います。

しかし、まだまだ弱小。

これぐらいの実績では、1~3教室の個人塾には勝てても、巨大な大手塾には勝てません。

今の麻布学院は、織田家がやったように広く生徒を募集し、鍛え上げ、そのなかから豊臣秀吉や明智光秀を誕生させる時期です。

 

受験理論好きや上を目指すつもりがない人は、麻布学院にむいていません。

織田信長の長篠の戦のように、足軽小物という低い地位であっても鉄砲という武器で主役になりたいという人にむいています。

鉄砲、洗練されるまで厳しい鍛錬が必要ですが、一度身につければ弱者にとって最強の武器です。

無名の足軽が、武田騎馬隊のの有名武将を次々に撃破したように。

 

私も織田信長と同じで、屁理屈のみで数字と結果を出せない人間が好きではありません。

そういう人間は、昔でいう孫子の兵法などの他人に広く知られる知識を引用し、それを自分の考えのようにまとめて公表するのがうまいだけです。

 

麻布学院のデータは全て、卒業生、在校生の生の数字です。

麻布学院は違います。実力ある者が実力を最大限に発揮できる塾です。

「天下布武」

弱者が戦い方を身に着け、武器が出来れば自ずとどこの学校でも戦えるものです。

それが麻布学院15年間の歴史で仙台一高93名

仙台二高16名

ナンバースクール全てで159名。

上記の生徒達はきちんと大学受験でも結果を出しています。

 

ちなみに麻布学第一期生のナンバー合格者は現在。

仙台一高⇒山形大法学部⇒司法書士

慶応女子⇒東大理Ⅲ⇒医師

仙台一高⇒岩手大学獣医学部⇒研究室

宮城一女⇒東大理Ⅲ⇒医師

全員成功していると思うのですが。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月6日